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女の子の日。

今日は、女の子日2日目。私の体質では、一番辛い期間。たった1日が長く感じられる。

「はぁ…ほんとにお腹痛い。」


保健室に行って、温かい水をペットボトルに入れ、ガーゼを巻き、お腹に当てた。それだけでも、まだマシだ。

「大丈夫?私は今日で終わりだけど…大変だよね。」

「うん。ありがと。遅れるかもだし…先行ってて。」


付き添ってくれた友人に、授業に遅れるかもだからと先に教室へ戻らす。

「う、ほんとに痛い。ヤバいかも…薬、あったっけ?」

「……!」


あそこにいるのは…海(うみ)。お腹抑えてるな。痛いのか?あ、少し驚かそ〜(ニヤニヤ)


「わっ」

「!!く、クロ。どうしたの?」


顔色が悪い。


「無理。すんなよ。辛かったら。俺になんか言えよ。」

「ありがと、」



何を一丁前に、多分。海はセイリチュウなんだろう。保健で習った、月一に血が流れるヤツ。


「あ、」

「?」

「これ、やる。」

「これ、」


クロが渡してくれたのは、“ポッカポカレモン”やるじゃん?でも、クロ、お姉ちゃん居たっけ?あれ?父子家庭じゃなかったっけ?でも、良かった。体のうちから温めないとね。


「ありがと、」

「どーいたしまして」

タタタ。


行っちゃった。

ゴクゴク


温かい。

「美味し。」

「早く教室戻らないと。」


私は少し足速に教室へと向かった。

ーfinishー
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LOVE