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瀬見英太薬

side 香里



バレー部でセッターをしている白布くん。



放課後、体育館に寄った時に見えた姿。



とても真剣で、牛島さん?って言う人にボールを渡す



その姿を見た時、胸が高鳴った



「カッコいい…」


無意識に言ってしまった言葉



部活が終わる十分前まで、隠れて見てた



(カッコいい…)

この言葉が頭の中を独占する




「お前、何してんの?」



急に声をかけられたからビックリする



「えっ!?あ、いや」

「こんな遅くに女一人は危ないだろ」

「そうかな…?」

「送ってく、家どこ?」

「◯◯の□□って所!」

「着いて来い」



私の斜め前を歩くその背中が、とっってもカッコよく私の瞳に映った



私はまた、胸が高鳴った


これは恋なの?


それとも憧れ?


何でもいい








あなたに振り向いて貰えるのなら






私は最強に可愛くなるの!


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LOVE