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孤爪研磨薬

早く帰りたい。リアルタイムで見れないから。

ガチャ

「ただいま」

「おかえりなさい。」

ドタドタドタ

バタン。

ピロン

「始まった。」

『皆さんこんばんとう!こんぺいとうです!今日は昨日の続きなので、ラスボスを倒しながら雑談してくよ!明日はゲームはせずに、質問コーナーするから、コメント宜しくね!それでは、let's こん!』

『あ、今日ね、話しかけてくれたよー名前出して良いか聞いたら、仮名でだったら出して良いんだってーって事で、コヅケンが仮名です。』


俺の話をしてくれた。LINE持ってなかったよな、明日会ったらLINE交換しよ。

『コヅケンはね、背がね、おっきいんだ。こんぺいとうのね、多分、25〜30センチくらいおっきいんじゃないかな。こんぺいとうで154だから、多分180センチとか?バレーやってるらしいよ!カッコいいよねー!」


俺のこと、カッコいいって言ってくれた。あれ、?なんでこんなに嬉しいって思ってるんだろう。ただ香澄が好きなだけなのn…え、今俺、好きなだけって思った?好き?俺が、香澄を?でも、付き合いたいのは本当に思ってる、一緒にゲームだってしたいし、俺、香澄の事が好きなのか。


『よっしゃぁあ!!!!ラスボス倒せたぁ!!はいっ、と言うことで、今日はここまでにします!ここまで見てくれてありがとうございます!過去動画、新しい動画、どっちも見ていただけるとより嬉しいです!それでは、こつこんでした!』

チャッチャラッチャッチャッチャ…

「………DMって、どうやって送ったらいいんだろう。」

「?これ、DMか、」

>>こんぺいとう

「コヅケンです。明日も電車なので途中まで一緒に居たいです。後、伝えたい事と、やりたいことがあります。」

「コヅケン!やりたい事?」

「うん。それは明日になって、電車で会ってから言うね。」

「分かった!!じゃあおやすみ。」

「おやすみ。」
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LOVE