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孤爪研磨薬

ー現在に至るー

ってなったっけ?

「どうかしましたか?」

エプロン姿の桜が言ってくる。

「別に。何も無いよ。」

「研磨アップルパイ好きって言ってたよね!」

「え、まぁ、好きだけど、」

「アップルパイ食べたい?」

「あー…食べたい…かも。」

「ジャーン!アップルパイ!上手く焼けたんだー!」

そういえば、言っていた。お昼休みにゲームをしていると。話しかけて来た桜。名前を言って、そして、好きな事を言ってきた。その好きな事は、料理などの食べ物を作ること。

「召し上がれ〜!」

「頂きます…」

サクッ

「お、おいしい。」

「良かったー!」

「ねぇ、もう一個…おかわりしたいんだけど…ある?」

「!!ある!あるよ!!」

「はいっ!どうぞ!」

「ありがとう。」

外はサクサク。中はアツアツのフィリング。美味しい。

「じゃあ私は学校の用意するね」

「うん。」

洗面所に向かった桜。着替えなどをするのだろう。もうアップルパイも食べ終わったし、自分の部屋で着替えでもしようかな。

「これでよしっ!制服もバッチリだしー。研磨もう食べ終わったかな?食器も洗わなきゃ。」

「髪の毛したいなー…櫛(くし)って何処にあるんだろう?研磨に聞きに行くか。」

ガチャ

「研磨〜!!櫛ってどこにあるー?」

「えっ、」

「……ごめん。」

「は、早く閉めてくれる?」

「うん。」

バタン…

「櫛って何処にある?」

「洗面所の、左側のところに…あった。はず。」

「ありがと、」

研磨って、腹筋割れてたんだ…。凄いなー。

「髪の毛、ポニーテールにしようかな?」

「………よしっと。じゃあ行こうかな。」

「研磨〜私先に行くねー」

「あ、待って、」

「え?」

「俺も、一緒に行くから、待ってて。他にも一緒に行きたい奴が居るし。」

「分かった。あ、お弁当持った?」

「持ってない。」

「机に置いてるからね。」

「はい。」
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LOVE