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思いつくままの詩

それは、恋だった。

春に花が芽吹くように、
夏に風が駆けるように、
秋に葉が落ちるように、
冬に雪が積もるように、

この感情は当たり前のようにそこにあった。

ずっと一緒に居た君に、恋なんてするはずなかったのに。

清らかな鐘の音で、君は嬉しそうに笑っている。

今更気づいたって、もう、もう、遅いのになぁ。

それが、私の恋だった。
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