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短編集

「もし次があるのなら、また君と出逢いたいな、」

そう言った貴方は、泣きそうな顔でまた言葉を紡ぐ。

「でも、ダメだよ。もう私のところには来ないでね。」

優しい綺麗な顔をして、
私の頬を撫でながら、
貴方はその瞼を閉じて、
私にそっとこう言った。

「君を元気に産んであげられなくて、ごめんね。」
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