色とりどりのキャンディは
甘いあまい香料の香りで舌をくすぐる
おかしなお菓子な甘い夢
甘いあまいお菓子な世界

お菓子な世界の住人は
夢見る少女に首ったけ
想いを刻んだキャンディを
今日も今日とて彼女に贈る

夢見る少女はつれなくて
どんなにキャンディ贈ろうと
けしてひとつも口にしない

夢見る彼女は知っている
柘榴を口にするように
それを食べたらどうなるか

―コレ―の様にはならないの―