口付け
夢主の名前
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
くい、と遠慮がちに、キキョウに袖を引かれたロクロウ。
キキョウがこうする時は、何かしらギリギリまで考え込んで、それでいて我慢できずに思わず、といったところだ。
今度はまた、何を考えすぎてるのか、とロクロウが聞くと、白い頬を赤く染めて、やっと口を開いた。
「あの、あのですね……」
「応」
「キス、したい、です……」
「はっ!?」
完全に予想外だった為、ロクロウは目を剥いて、キキョウを凝視した。
「なんで急に……!」
「だめ、ですか……?」
「いや、だめってわけじゃ……わかった。目つむれ」
「はい」
言われるがまま、目をつむりロクロウからのキスを待つキキョウ。
その顔が惚れた贔屓目があるとしても、あまりにも愛らしく、ロクロウは思わず口元を手で覆い、一度明後日の方へと視線をやる。
片手をキキョウの肩に置き、もう片方の手を顔に添えると、緊張で体を強張らせる微かな振動がロクロウの手のひらに伝わる。
ほんの短い間、軽く触れるだけで、駆け足気味の心拍がさらに跳ね上がった。
唇をはなしても走り込みをした後のように心臓が中々落ち着かず、妙な気恥ずかしさに苛まれ、ロクロウがまともにキキョウの顔が見れないでいると、キキョウもキキョウで顔を手で隠して俯いてしまった。
「お前が言い出したんだろ……!」
「そう、なんですけど……顔がニヤけてしまうの止められなくて……!」
キキョウの細い手首を掴み、腕を無理矢理こじ開ければ、キキョウは、顔どころか首や耳まで真っ赤にして、目が潤んでいた。
その様があまりにもいじらしく、愛らしくて、無意識にまたロクロウはキキョウに口付けていた。
キキョウがこうする時は、何かしらギリギリまで考え込んで、それでいて我慢できずに思わず、といったところだ。
今度はまた、何を考えすぎてるのか、とロクロウが聞くと、白い頬を赤く染めて、やっと口を開いた。
「あの、あのですね……」
「応」
「キス、したい、です……」
「はっ!?」
完全に予想外だった為、ロクロウは目を剥いて、キキョウを凝視した。
「なんで急に……!」
「だめ、ですか……?」
「いや、だめってわけじゃ……わかった。目つむれ」
「はい」
言われるがまま、目をつむりロクロウからのキスを待つキキョウ。
その顔が惚れた贔屓目があるとしても、あまりにも愛らしく、ロクロウは思わず口元を手で覆い、一度明後日の方へと視線をやる。
片手をキキョウの肩に置き、もう片方の手を顔に添えると、緊張で体を強張らせる微かな振動がロクロウの手のひらに伝わる。
ほんの短い間、軽く触れるだけで、駆け足気味の心拍がさらに跳ね上がった。
唇をはなしても走り込みをした後のように心臓が中々落ち着かず、妙な気恥ずかしさに苛まれ、ロクロウがまともにキキョウの顔が見れないでいると、キキョウもキキョウで顔を手で隠して俯いてしまった。
「お前が言い出したんだろ……!」
「そう、なんですけど……顔がニヤけてしまうの止められなくて……!」
キキョウの細い手首を掴み、腕を無理矢理こじ開ければ、キキョウは、顔どころか首や耳まで真っ赤にして、目が潤んでいた。
その様があまりにもいじらしく、愛らしくて、無意識にまたロクロウはキキョウに口付けていた。