MIRROR
ひまり(声のみ)「昔の私はどうだった?そう聞かれたら…今と真逆だったって答える。昔の私はおしゃべりが大好きで周りの世界がキラキラしているように見えて、外で走り回る事が大好きだったの。でも、いつからかな…私は周りの期待に応えるために自分を隠すようになった。きっかけなんて覚えてない。先生からの「皆のお手本ですね」っていう言葉だったかもしれないし、親からの「次も頑張ってね」だったかもしれない。友達の「流石だね」って言葉だったかもしれない。そんなの、どうだっていいの」
ひまり「私は周りの望む姿に合わせるようになった。頭が良くて、運動も出来て、態度もよくて…皆が憧れる姿…。あぁ、左目の傷?小さい頃に出来たの。…これはあまり好きじゃないから見なかったことにしてくれる?」
ひまり「私は周りの望む姿に合わせるようになった。頭が良くて、運動も出来て、態度もよくて…皆が憧れる姿…。あぁ、左目の傷?小さい頃に出来たの。…これはあまり好きじゃないから見なかったことにしてくれる?」