先行く貴女を、見つめる僕は
幼春羽「ねぇ先生見てみて!」
先生(声のみ)「あら~!素敵な絵ね!真ん中のお姫様は、春羽ちゃんかな?」
幼春羽「そう!おっきくなったらお星さまのお姫様になりたいの!太陽みたいに明るいお星さま!それでそれで、王子様とずっと幸せに暮らすの!シンデレラみたいに!」
先生(声のみ)「とっても素敵ね!いつか叶うといいわね!」
幼春羽「うん!」
先生(声のみ)「皆も自分の将来の夢の絵が描けたら先生のところへみせに来てね!…優菜ちゃんは、まだ悩んでる?」
幼優菜「うん…夢とか、分からなくて」
園児(声のみ)「へっ!つまらないや~つ!や~いや~い!」
幼春羽「こら~!あたしの優菜を馬鹿にするな~!」
園児(声のみ)「うわ!おせっかい春羽が怒った!!逃げろ逃げろ~!!」
幼春羽「何よ!!」
先生(声のみ)「春羽ちゃん落ち着いて!守ってくれたのは嬉しかったけどあんまり強く怒りすぎちゃだめよ…優菜ちゃん、何でもいいのよ。先生でも、お姫様でも、お花屋さんでも。何かなりたいものが見つかったら描いてね」
幼優菜「…うん」
幼春羽「…本当に何もないの?」
幼優菜「だって…分からないんだもん。自分が何になりたいか、何がしたいかも…」
幼春羽「魔法使いとかも?」
幼優菜「魔法って…魔法はアニメの中だけでしょ?」
幼春羽「そんなことないよ!どこかに魔法は絶対あるわ!きっとポケットをぽんぽんって叩けばクッキーを出せる魔法だってあるわ!」
幼優菜「春羽は使える?」
幼春羽「え~と、おもちゃとおもちゃとおもちゃと…」
幼優菜「おもちゃばっかり…」
幼春羽「でっ、でも!きっといつかそんな魔法が使えるお姫様になるもん!!」
幼優菜「あはは…!」
幼春羽「もう!笑わないでよ~!!!」
幼優菜「ごめんね。…でも、ありがとう」
幼春羽「え?」
幼優菜「見つけた。なりたいもの」
幼春羽「本当?!」
幼優菜「…私、一番星になるよ。春羽が出来ないこと、何でも出来ちゃうような、太陽にも負けない一番星」
幼春羽「お星さまに…なるの?」
幼優菜「お星さまみたいな人になるの!!それで、春羽が出来ないことを何だってしてあげる人になるの。今は守ってもらってばっかりだけど…なるんだ。春羽の一番星に」
幼春羽「…やだ」
幼優菜「え?」
幼春羽「やだ!!一番星になったら遠くに行っちゃうでしょ?!遠くなんて行かないであたしと一緒にいてよ~!!」
幼優菜「えぇ?!私は春羽から遠くには行かないのに…せ、せんせ~!春羽が泣いちゃった…!」
優菜「…そんなことも、あったなぁ…」
優菜「よしよし。春羽ちゃん、優菜ちゃんはいなくなるとは言ってないんじゃない?」
幼春羽「…本当?」
幼優菜「うん。本当!一緒だよ!」
幼春羽「約束だよ!!絶対!!」
幼優菜「分かった!約束。一番星になっても、側にいるよ」
幼春羽「私も!お星さまのお姫様になっても、ずっとそばにいる!約束!!」
優菜「思えば、あの時からだったな…。太陽みたいに眩しかった春羽が出来ないことをしたいって…。幼心に嫉妬してたのかな。何でも出来て、もうお星さまみたいだった春羽に…なんて。そんなわけないか。星が太陽に勝てる訳ないし。それに、今の自分よりは純粋で…もっと…」
先生(声のみ)「あら~!素敵な絵ね!真ん中のお姫様は、春羽ちゃんかな?」
幼春羽「そう!おっきくなったらお星さまのお姫様になりたいの!太陽みたいに明るいお星さま!それでそれで、王子様とずっと幸せに暮らすの!シンデレラみたいに!」
先生(声のみ)「とっても素敵ね!いつか叶うといいわね!」
幼春羽「うん!」
先生(声のみ)「皆も自分の将来の夢の絵が描けたら先生のところへみせに来てね!…優菜ちゃんは、まだ悩んでる?」
幼優菜「うん…夢とか、分からなくて」
園児(声のみ)「へっ!つまらないや~つ!や~いや~い!」
幼春羽「こら~!あたしの優菜を馬鹿にするな~!」
園児(声のみ)「うわ!おせっかい春羽が怒った!!逃げろ逃げろ~!!」
幼春羽「何よ!!」
先生(声のみ)「春羽ちゃん落ち着いて!守ってくれたのは嬉しかったけどあんまり強く怒りすぎちゃだめよ…優菜ちゃん、何でもいいのよ。先生でも、お姫様でも、お花屋さんでも。何かなりたいものが見つかったら描いてね」
幼優菜「…うん」
幼春羽「…本当に何もないの?」
幼優菜「だって…分からないんだもん。自分が何になりたいか、何がしたいかも…」
幼春羽「魔法使いとかも?」
幼優菜「魔法って…魔法はアニメの中だけでしょ?」
幼春羽「そんなことないよ!どこかに魔法は絶対あるわ!きっとポケットをぽんぽんって叩けばクッキーを出せる魔法だってあるわ!」
幼優菜「春羽は使える?」
幼春羽「え~と、おもちゃとおもちゃとおもちゃと…」
幼優菜「おもちゃばっかり…」
幼春羽「でっ、でも!きっといつかそんな魔法が使えるお姫様になるもん!!」
幼優菜「あはは…!」
幼春羽「もう!笑わないでよ~!!!」
幼優菜「ごめんね。…でも、ありがとう」
幼春羽「え?」
幼優菜「見つけた。なりたいもの」
幼春羽「本当?!」
幼優菜「…私、一番星になるよ。春羽が出来ないこと、何でも出来ちゃうような、太陽にも負けない一番星」
幼春羽「お星さまに…なるの?」
幼優菜「お星さまみたいな人になるの!!それで、春羽が出来ないことを何だってしてあげる人になるの。今は守ってもらってばっかりだけど…なるんだ。春羽の一番星に」
幼春羽「…やだ」
幼優菜「え?」
幼春羽「やだ!!一番星になったら遠くに行っちゃうでしょ?!遠くなんて行かないであたしと一緒にいてよ~!!」
幼優菜「えぇ?!私は春羽から遠くには行かないのに…せ、せんせ~!春羽が泣いちゃった…!」
優菜「…そんなことも、あったなぁ…」
優菜「よしよし。春羽ちゃん、優菜ちゃんはいなくなるとは言ってないんじゃない?」
幼春羽「…本当?」
幼優菜「うん。本当!一緒だよ!」
幼春羽「約束だよ!!絶対!!」
幼優菜「分かった!約束。一番星になっても、側にいるよ」
幼春羽「私も!お星さまのお姫様になっても、ずっとそばにいる!約束!!」
優菜「思えば、あの時からだったな…。太陽みたいに眩しかった春羽が出来ないことをしたいって…。幼心に嫉妬してたのかな。何でも出来て、もうお星さまみたいだった春羽に…なんて。そんなわけないか。星が太陽に勝てる訳ないし。それに、今の自分よりは純粋で…もっと…」