・神威がくぽ(26)
塔にある実験室で独り研究を続ける科学者。飛び級を重ね20歳で大学院博士後期課程を修了(通常は26～27)。その後は医学の研究を続けて難病の治療法をいくつも開発してきた。22歳の時に恋人が出来、穏やかに幸せに過ごしていたが24歳、プロポーズ直前に交通事故で亡くしてしまった。昔は穏やかで優しい性格だったが現在は冷淡で数値や結果に固執している。小さい頃に出会った少女がいるが顔も忘れてしまい思い出せない。

・音無花(享年20)
優しく笑顔が素敵な女子大学生。構内で眠っているがくぽの飛ばされた論文を拾った事で知り合い、恋に落ちる。研究を応援しており、がくぽが辛い時には彼の研究は何万もの人を救うと励まし続けた。幼い頃に出会った少年に似ていることもあり、努力家で優しい彼を愛していたがデートに行く途中で信号無視してきた車に跳ねられ、命を落とした。しかしがくぽが病院から花の身体を持ち去り、研究を続けているため成仏しないまま、眠り続けている。花の魂は自身の身体が禁忌に犯されたため戻ることが出来ず、また彼の研究が人間のルールに反していることもあり塔に入れない。更に死後は記憶喪失になり訳も分からぬまま知らない誰か(がくぽ)を眺めている。

幼少期がくぽ(11)
少し泣き虫で弱々しい少年。方向音痴で迷子になることが多い。ただ自分の好きなことには明るくなる。勉強が得意で好き。成績が良いこともあり、特に時間の研究に興味を持つ。Horologistになり誰もが望む【永遠】の世界を作るのが夢。

幼少期花(7)
笑顔が可愛く少しおませな少女。年齢関係なくつっこむ時はつっこむ。お花が好きで毎朝早起きしてお世話をしている。一番好きな花はシロツメクサとチューリップ。お花が枯れない世界があればいいのにと思っている。

その他研究員や政府の役人など。