はじめて出会って恋をしたの
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食事を済ませた後、片付けをして両親の帰りを待つ。
宿題も終わったし、ゲームもやる気がしない・・・・というより俺は帰って来てから具合いが悪い、頭も痛いし寒気がしてくる。
【?ツバキどうかしたの?】
【・・・・・何でもない】
今度は吐き気が襲う・・・。
堪えきれずに、俺はトイレへと駆け込み座り込み吐いた・・・・吐けば楽になる。
【Σツバキ!!】
「ただいま~」
「二人とも遅くなってごめんなさいね~!」
【父さん母さん!!ツバキが!!!】
【((ケホケホッ・・・】
身体中が暑い、熱でもあるのか・・・吐くのに夢中で父さん達が帰って来た事に今の今まで気付かず、朦朧とした意識の中で、父さんに抱えられながら俺は病院へと連れて行かれた。
「もうすぐ病院だからな!?しっかりしろ!」
「すみません!子どもが吐き気を訴えて」
父さんに抱っこされたまま必死に吐き気を耐える。
熱を計ったら38.5℃、道理で熱い訳だな。
待合室で父さんの膝の上で抱っこしてもらいながら只々、呼ばれるのを待つしかない。
熱いッ・・・頭も痛いし・・・。
【ツバキ・・・無茶し過ぎだよ】
「そうよ、もっと甘えて頂戴」
熱くて熱くて堪らない。
【((ケホケホッ】
「あの、これ良かったら使って下さい」
何処か聞いた事がある声に反応し、うっすら目を開け声の方へと顔を上げる。
あ・・・・・何度も会った事がある男の人、もう一人も見たことある顔立ち、確か夕方の転け掛けた人・・・・後の人達は知らない。
「すみません、ありがとうございます」
「いえ・・・・」
母さんは申し訳なさそうに何かを貰った。
少しひんやりしているが、額がとても気持ちいい・・・・・。
「龍ヶ崎君、龍ヶ崎ツバキ君~!」
呼ばれて診察室へ。
「インフルエンザですね、疲れが溜まっていたんでしょう。流行は今ピーク時期ですが油断せずに!暖かい物を食べさせてあげて手洗いうがいは小まめに解熱剤とせき止めを出しておきます。一日三回服用して下さい」
「ありがとうございました!」
【((ケホケホ・・・・ありがとうございました】
診察が終わり、ミヅキと父さんは近くのコンビニに寄ってから帰ると言い立ち上がる。
「必要な物買ってくるよ」
「お願いね・・・ミヅキも風邪引かないように気を付けて行くのよ?」
【分かってるさ!・・・じゃあ、ツバキ行ってくるよ】
【・・・・・・・頼む】
先に病院を出た二人を見送り、母さんと二人で待つ事に・・・・。
やっと呼ばれて支払いが済むのを後ろから見て待っていたが、視線を感じ軽く後ろを振り向くと先程冷えピタをくれた男の人が今にも泣きそうな顔で俺を見る。
・・・・何故泣きそうな顔をしているんだ。
「ツバキ帰りましょう」
母さんは五人に会釈をして俺の手を引き、病院を出ようとする・・・けど、俺は一歩も動く気にはなれない。
「どうしたの?ツバキ」
俺は繋いでいた手を離し男の人のもとへ。
【あの、名前・・・・】
「・・・・・え」
【まだ名前を聞いていない・・・教えて下さい・・・貴方の名前・・】
相手はかなり驚いて俺を見る。
そりゃあ、そうだ。
いきなり見知らぬ子どもに声を掛けられたら誰だって驚く。
けど、どうしても知りたかった・・・・この人達の名前を。
「・・・・・大野・・智・・」
「相葉雅紀・・・」
【・・・・・大野・・・さん・・・相葉さん】
「「・・・////」」
慌てて駆け寄ってきた母さんがすみませんと謝りまた手を引かれ病院を出た。
ー何故だろうか、俺の毎朝の楽しみが増えた・・・・そんな気がする。
宿題も終わったし、ゲームもやる気がしない・・・・というより俺は帰って来てから具合いが悪い、頭も痛いし寒気がしてくる。
【?ツバキどうかしたの?】
【・・・・・何でもない】
今度は吐き気が襲う・・・。
堪えきれずに、俺はトイレへと駆け込み座り込み吐いた・・・・吐けば楽になる。
【Σツバキ!!】
「ただいま~」
「二人とも遅くなってごめんなさいね~!」
【父さん母さん!!ツバキが!!!】
【((ケホケホッ・・・】
身体中が暑い、熱でもあるのか・・・吐くのに夢中で父さん達が帰って来た事に今の今まで気付かず、朦朧とした意識の中で、父さんに抱えられながら俺は病院へと連れて行かれた。
「もうすぐ病院だからな!?しっかりしろ!」
「すみません!子どもが吐き気を訴えて」
父さんに抱っこされたまま必死に吐き気を耐える。
熱を計ったら38.5℃、道理で熱い訳だな。
待合室で父さんの膝の上で抱っこしてもらいながら只々、呼ばれるのを待つしかない。
熱いッ・・・頭も痛いし・・・。
【ツバキ・・・無茶し過ぎだよ】
「そうよ、もっと甘えて頂戴」
熱くて熱くて堪らない。
【((ケホケホッ】
「あの、これ良かったら使って下さい」
何処か聞いた事がある声に反応し、うっすら目を開け声の方へと顔を上げる。
あ・・・・・何度も会った事がある男の人、もう一人も見たことある顔立ち、確か夕方の転け掛けた人・・・・後の人達は知らない。
「すみません、ありがとうございます」
「いえ・・・・」
母さんは申し訳なさそうに何かを貰った。
少しひんやりしているが、額がとても気持ちいい・・・・・。
「龍ヶ崎君、龍ヶ崎ツバキ君~!」
呼ばれて診察室へ。
「インフルエンザですね、疲れが溜まっていたんでしょう。流行は今ピーク時期ですが油断せずに!暖かい物を食べさせてあげて手洗いうがいは小まめに解熱剤とせき止めを出しておきます。一日三回服用して下さい」
「ありがとうございました!」
【((ケホケホ・・・・ありがとうございました】
診察が終わり、ミヅキと父さんは近くのコンビニに寄ってから帰ると言い立ち上がる。
「必要な物買ってくるよ」
「お願いね・・・ミヅキも風邪引かないように気を付けて行くのよ?」
【分かってるさ!・・・じゃあ、ツバキ行ってくるよ】
【・・・・・・・頼む】
先に病院を出た二人を見送り、母さんと二人で待つ事に・・・・。
やっと呼ばれて支払いが済むのを後ろから見て待っていたが、視線を感じ軽く後ろを振り向くと先程冷えピタをくれた男の人が今にも泣きそうな顔で俺を見る。
・・・・何故泣きそうな顔をしているんだ。
「ツバキ帰りましょう」
母さんは五人に会釈をして俺の手を引き、病院を出ようとする・・・けど、俺は一歩も動く気にはなれない。
「どうしたの?ツバキ」
俺は繋いでいた手を離し男の人のもとへ。
【あの、名前・・・・】
「・・・・・え」
【まだ名前を聞いていない・・・教えて下さい・・・貴方の名前・・】
相手はかなり驚いて俺を見る。
そりゃあ、そうだ。
いきなり見知らぬ子どもに声を掛けられたら誰だって驚く。
けど、どうしても知りたかった・・・・この人達の名前を。
「・・・・・大野・・智・・」
「相葉雅紀・・・」
【・・・・・大野・・・さん・・・相葉さん】
「「・・・////」」
慌てて駆け寄ってきた母さんがすみませんと謝りまた手を引かれ病院を出た。
ー何故だろうか、俺の毎朝の楽しみが増えた・・・・そんな気がする。