【ただいま～】
学校から帰宅し、僕らはおやつのﾊﾟﾝ食べながらﾘﾋﾞﾝｸﾞで宿題を済ませる。
両親は雑誌や漫画の編集をしているから帰りが遅い事はある。
でも、よく休みの日には何処かへ遊びに連れて行って貰ったり、学校の行事には来てくれるから嬉しい！
【･･･ﾐﾂﾞｷ、今日はｵﾑﾗｲｽでいいか？】
【うん、いいよ･･･じゃあ、買い物行かないとね!】
僕等は双子で趣味も一緒、だけど性格は対照的･･･。
それに、僕らは産まれた時から目の色も違う。
僕は青でﾂﾊﾞｷは赤でﾙﾋﾞｰみたいな綺麗な色だ。
基本明るく元気、ﾂﾊﾞｷは冷静でｸｰﾙな感じかな?
嫌な奴らもいるけど、どっちも友達は多いし学校は楽しい。

【･･････終わった!!】
【･･･････】
宿題を終わらせて、上着を着てお財布を鞄に入れ二人で買い物へ･･････。


【ﾂﾊﾞｷお菓子買わない？】
【･･･駄目だ、金が足りなくなる】
二人で買い物籠を持ちながら商品を入れていく、といっても足りない物を買いに来ただけだからそんなに時間は掛からないけどね。
【すみません、ｹﾁｬｯﾌﾟは何処ですか？】
「ｹﾁｬｯﾌﾟ?案内するわね？」
探しでも分からなかったから、ﾂﾊﾞｷがお店の人に聞いてくれて、優しいおばさんがｹﾁｬｯﾌﾟを渡してくれた。
【ありがとうございます!】

買い物を済ませて自宅へ･･･。