今の自分達に出来る事
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【···俺の作った料理···気持ち悪くないですか···?】
何それ、何でそんな事言うの?
誰かに何か言われたの?それとも何か嫌な事されたの?
俺は頭が混乱して近くにいた松潤を見る。
彼も急な出来事に困惑しているように見えた。
そんな空気を打ち壊してくれたのは大野さんだ····かなりショックだったと思う。
俺は只々黙って二人のやり取りを見つめる。
「···ッ自分の事をそんな風に言わないで···!!」
【············】
今までツバキくんの作った物を食べたくないと、料理人にはなれるわけが無いと一部のクラスの子達に言われ続けてきたらしい。
何故そんな事が言えるのか、会ったこともな
い子達に怒りが沸き起こる。
【·····すみません···】
ツバキくんはそれ以上は言わず2階の自室へ立ち去ってしまった。
重い空気の中、翔くんはニノを連れ隅にある和室に移動し俺は松潤とリーダーを慰める。
「大野さん····」
「······ッ··ヒック···」
ハンカチを渡し背中を撫でる。
この空気をどうにかしなきゃと思う反面、自室に篭もりたい気持ちもある。
「まだ数品しかあの子達の手料理を食べてないけど、その一口で十分美味かったじゃない」
「そうだよ、栄養バランスも考えてくれてさ!···リーダーはツバキくんにちゃんと気持ち伝えれたと思うよ?」
二階から聞こえてくるミヅキくんの怒る声が家全体に響き渡る。
翔くん達2人も落ち着いたようでこっちに近寄り全員で2階を見る。
【来い!!】
【······】
ツバキの腕を無理矢理引っ張りながら降りて来て、2人して頭を下げる。
【ツバキが変な事言ったみたいですみませんでした!!!】
【···すみません、でした······】
理由を聞けば美味いと言う言葉に半信半疑な気持ちを持っていたようで、表向きは喜んではいるが、きっと裏では本音を言っているのだろうと·····。
「ツバキくん、ミヅキくん俺達は本当に美味かったよ?考えるのも作る量も大人が5人もいるわけだから大変なのに栄養まで考えてくれて·····ありがとう」
目線を合わせ微笑み感謝の気持ちを伝えた。
ー御礼を告げ、ツバキくんの目が薄ら浮かぶ涙を隠すように頭を下げる彼を見つめながら。
何それ、何でそんな事言うの?
誰かに何か言われたの?それとも何か嫌な事されたの?
俺は頭が混乱して近くにいた松潤を見る。
彼も急な出来事に困惑しているように見えた。
そんな空気を打ち壊してくれたのは大野さんだ····かなりショックだったと思う。
俺は只々黙って二人のやり取りを見つめる。
「···ッ自分の事をそんな風に言わないで···!!」
【············】
今までツバキくんの作った物を食べたくないと、料理人にはなれるわけが無いと一部のクラスの子達に言われ続けてきたらしい。
何故そんな事が言えるのか、会ったこともな
い子達に怒りが沸き起こる。
【·····すみません···】
ツバキくんはそれ以上は言わず2階の自室へ立ち去ってしまった。
重い空気の中、翔くんはニノを連れ隅にある和室に移動し俺は松潤とリーダーを慰める。
「大野さん····」
「······ッ··ヒック···」
ハンカチを渡し背中を撫でる。
この空気をどうにかしなきゃと思う反面、自室に篭もりたい気持ちもある。
「まだ数品しかあの子達の手料理を食べてないけど、その一口で十分美味かったじゃない」
「そうだよ、栄養バランスも考えてくれてさ!···リーダーはツバキくんにちゃんと気持ち伝えれたと思うよ?」
二階から聞こえてくるミヅキくんの怒る声が家全体に響き渡る。
翔くん達2人も落ち着いたようでこっちに近寄り全員で2階を見る。
【来い!!】
【······】
ツバキの腕を無理矢理引っ張りながら降りて来て、2人して頭を下げる。
【ツバキが変な事言ったみたいですみませんでした!!!】
【···すみません、でした······】
理由を聞けば美味いと言う言葉に半信半疑な気持ちを持っていたようで、表向きは喜んではいるが、きっと裏では本音を言っているのだろうと·····。
「ツバキくん、ミヅキくん俺達は本当に美味かったよ?考えるのも作る量も大人が5人もいるわけだから大変なのに栄養まで考えてくれて·····ありがとう」
目線を合わせ微笑み感謝の気持ちを伝えた。
ー御礼を告げ、ツバキくんの目が薄ら浮かぶ涙を隠すように頭を下げる彼を見つめながら。
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