太陽の在処~新たな運命
主人公の名前
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「わあ~すごいキレイ♪」
そして星野が連れて来てくれたのは人気の水族館。
久しぶりに来たものだから我慢しきれずはしゃいでしまう。
「見ろよあれ、機嫌の悪い夜天に似てね?」
「似てる!」
「あっちは俺たちを叱ってる時の大気だな」
「よく見てるんだね」
「仲間だからな」
あーテスト頑張ってよかったぜ!!!
こうしてひなたと一緒にデートできて幸せだ。
にしてもほんと今日いつにも増してかわいくねえか?
俺と出かけるから気合入れて来てくれたのか?
だとしたらますます嬉しい。
あー今日俺もつかな…///
─ん?今なんか…
「ねえ、イルカのショーだってよ!」
「見に行くか?」
「うん!」
移動しようと一歩を踏み込んだが気になることが一つ。
俺はくるりと向きを変え来た道を戻った。
「星野?どうしたの?」
少し待っててとひなたに伝えクラゲの水槽に近づく。
でも目的はクラゲじゃない。
「なにやってんだ、おまえら」
「…別になにしてないけど。」
「おや、星野奇遇ですね。」
そう、さっきから気になっていたのは誰かの視線。
俺に気が付いたファンかとも思ったけどそう言った感じの視線ではなく
見張られているような感じで、カメラで撮られている様子もなかったので余計に気になった。
一回自然に振り返った時銀色の髪が見えた
あいつらか…。
「奇遇、ね…なにおまえら二人でデートでもしてたのか?ここで?」
「別に僕たちがオフの日にどこに出かけようと勝手でしょ?それで出かけた場所がたまたま水族館だった、ただそれだけ」
「ふーん。二人でたまたま水族館デート」
俺はこの期におよんでも白を切るつもりの夜天と大気に睨みをきかせた
「…すいません、つけてきました」
「─大気!」
「ここはもう素直に謝った方が楽ですよ」
案外早く落ちたものだ。
「なんで俺たちのデートをつけてんだよ」
「実は愛野さんに頼まれまして…断りきれずに」
「はあ、そんなことだろうと思ったぜ。だけど俺たちの邪魔するなよ」
「分かっていますよ。星野に見つかったことですし夜天と二人水族館デートでもして帰りますよ」
「大気ほんとにデートする気だったの?」