太陽の在処~始まりの物語~
主人公の名前
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今日の太陽も穏やかな風が吹いて気持ちがいいです
太陽に帰還してひと月が経った
プリンセスとしての勉強は山積みだが、ふとした時にはファイターを思い出す
今日も元気かな?
またお菓子食べてブタさんになってないかな?
メイカーに怒られてヒーラーに呆れられてないかな?
考え出したらきりがない;
「さあさあ切り替えて集中!」
今は惑星の軌道がどの様に変化するのかについて学んでいるところ
といっても膨大な資料に目を通しているのでいつ答えが導きだせるかは皆目見当がつかない
眠い…この数字だけの紙の山
そしてこの陽気…
だめだ目が閉じて…
「おや、僕のプリンセスはこれからお昼寝かな?」
人の声がしてふっと夢の淵から這い出る
「…ウラヌス?やだ、今の見てたの////いたなら声かけてよ!!」
部屋のドアへ背をあずけていたウラヌスが近くへ寄って来た
「うとうとする姿もかわいいね♪」
「ウラヌス、あんまりからかうとプリンセスがどこかへ隠れてしまうわよ?」
窓辺で柔らかい髪をなびかせているネプチューン
「ネプチューンも声かけてくれればいいのに/////」
「このまま寝かせてかげるのもいいかと思ったんだけれど、ウラヌスが起こしてしまってどうしようもなかったのよ」
夢の淵から落ちなかったのはいいものの二人に起こされるなんて何たる失敗
いつも心配してくれる二人の前ではしっかりしないと思っているのに
それにキンモク星に行ってから私は今までよりかはしっかりしてきたのではと思っていた
あの日怪物がキンモク星を襲って来たときに力を解放した私は真のプリンセスへと一歩近づいたと思っている
あれから力の解放の訓練をして毎日少しずつコントロールできるようになってきた
戦士として戦う時はいつか来る
二人を筆頭に任せていたこの星の守護もいつか私が中心になるだろう
いつまでも甘えていられない
なのに~~
「どうしたんだアイリア、起こされて気分を害したかな?」
「あらあら、髪がはねているわよ、こちらへいらっしゃい直してあげるわ」
二人とも~私を甘やかさないで~~
って私がいけないんだけど…
──こんな穏やかな日常に終止符が打たれるのも間もなく