我が子と触れ合うの巻

パート4「ピエール」触れ合いポイント「金を借りる」
難易度★★★☆☆



A「えー、早速ですが。お金を貸してください!」

ピエール「近付くな、貧乏人」

A「くっ、でたな、貧乏人発言。しかしこんなことでへこたれないのが私だ」

A「さあ、これでどうだ!」

ピ「なにこれ。これで俺が動くとでも・・・!?」

A「ふっふっふっ、ダージリンからかっぱらってきた、特大ゴールデンふ菓子だ。
外装は、金箔で塗りたくられており、中身は芳醇なお麩の香りが漂うという。
逸品中の逸品よぉ。」

ピ「なんだと・・・!」

A「ふはは(所詮は大家Aの子・・・ものに釣られやすいという弱点があるのさ)」
ピ「それを俺によこすのだ、貧乏人」

A「ははー!その代わり・・・」

ピ「わかっておる。金だろ?あんたの望みは・・・。」

A「へへっそうです。金さえ貸してくれりゃあ、あとは何も望みません」

ピ「・・・ふっ、気に入った。あんたの金への執着心も捨てたもんじゃない。」

A「ははは、気に入れらるほどでもありませんよ。
あなたは、ふ菓子を得て、私は金を得るだけのこと。
互いに好条件だったのさ。」

ピ「・・・そうか、ならば交渉成立だ。ふ菓子をよこしな」

A「はい、どうぞ!(サッ」

ピ「はい、ご苦労、帰っていい。」

A「え?金は?」
ピ「お前みたいなアホに付き合ってやっただけでもありがたいと思え。」

A「えーーーー!そんなあ。」

ピ「黒服、こいつを追い出して」

黒服「はい、ピエールおぼっちゃま。さあ!帰れえ!!」

A「ひええ!ふ菓子返せー」





※結論・・・彼にふ菓子を与えても、お返しはありません。
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