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第三話 銀色の世界

夢にまつわる怖い話って色々あるけどさ、これから語るのはちょっとマイナーかもな。

これは俺が小さい頃、まだ小学生だった頃に流行ってた噂話。
その夢は一面銀色で、何もないとも木が生えているけどそれも銀色とも言われている世界を見るんだ。それだけならむしろ見てみたいと思うかもしれないけど、その夢は人を食うんだ。
その夢から覚めるには、ルールがあって、気がついたところから右に何歩行ってとか決まった動作をしないといけないらしい。もし失敗したらそいつは一生夢の中ってな。
肝心のルールはだって?噂が広まる過程でいくつも分岐してしまったみたいでな、もう誰にも分からないんだよ。少なくとも試して見て間違いだったら伝える手段なんてないんだからさ。


カム菜
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