第四章
名前変換
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波の国で苛烈なCランク任務を終えてからしばらく経ったー
『んー…』
部屋の窓から射し込んでくる朝日の眩しさにスイは目を覚ます
今朝も家の中にはスイ以外に誰もいなかったが今日は一つ違うことがあった
『あれ?』
テーブルの上にスイの分の朝食があったのだ
スイはそれを食べて朝食を済ますと身支度を整える
そして家を出ると鼻歌を歌いながらのんびりとした足取りで集合場所へと向かうのだった
――――………
『おはよー』
集合に1時間近く遅れて来たのにも関わらずスイは悪びれる様子もなく左手をポケットに右手を高々と上げやって来た
集合場所には既にナルトとサスケとサクラの三人がいた
「遅いってばよスイ!」
「全くもう!アンタはいつも遅刻して来るんだから」
『まあまあ堅いこと言わないでさ。カカシもまだ来てないんだし』
それから約二時間後ー
「やー諸君おはよう!
今日は道に迷ってな………」
「いつも真顔で大ウソつくなっ!!!大概にしろ」
「忍者失格だってばよ!!」
やっとカカシがやって来た
「あのさ!あのさ!カカシ先生さぁ!オレら7班最近カンタンな任務ばっかじゃん!?オレがもっと活躍できるなんかこうもっと熱いのねーの!?こうオレの忍道をこう!!心をこうさぁ…!!!」
ナルトは拳を握りしめカカシに訴えかける
波の国でのCランク任務を終えて以来7班の任務は以前と同様の実に簡単な内容ばかりであった
つまりナルトは任務に刺激を求めているのだ
「あーハイハイ……
いーたいことは大体分かったから…」
そんなナルトの訴えをカカシは呆れたように軽く受け流す
「(くっそォ~コイツってばどの任務もオレにカリばっか作らせていい所持っていきやがってェ~~…負けねーぞ!!)」
ナルトはサスケを睨む
「(今日こそは……!!)」
「フッ…まったく世話のやける奴だってばよ!」
「(とか言いたい!!)」
「オイ!ナルト何やってる。任務行くぞー!」
「オッス!!!」
「アンタさっきからうるさいわよ!」
『元気だねー』
――――………
「フ~~」
「もう ムチャするからよォ!」
本日の任務を終え帰還した7班
その中でもナルト一人だけがボロボロになりサクラに肩を借り歩いてた
「フッったく世話のやける奴だな」
サスケからは自分が言いたいと思ってた台詞を先に言われ青筋を浮かべるナルト
「ムッキィー!!ザズゲー!!」
「これ以上暴れたらとどめさすわよ!」
サスケへと思わず殴りかかりたくなるがサクラに怒鳴られてしまい叶わず
「んー…最近チームワークが乱れてるなぁ…」
『やれやれ…』
「そーだ!そーだ!チームワーク乱してんのはテメーだよサスケ!!いつも出しゃばりやがって!!」
「そりゃお前だウスラトンカチ。そんなにオレにカリ作りたくねーならな…オレより強くなりゃいーだろが」
「!!」
サスケの言葉に二人は険悪そうに睨み合う
「(なーんか昔より仲悪くなったわね…)」
実はスイが集合場所に来るまでもどこか険悪そうな二人と一緒なのが気まずく悩んでいたサクラは睨み合う二人を見つめ困り果てる
「(ちくしょうイラつくぜ…。外にはオレより強い奴がゴロゴロいやがるってのこんな任務ばかりちんたらと…)」
「(スイの奴にすら負けてやがるってのに…クソ……)」
サスケはサスケで白やスイ達などの強者達を見てきて自分の未熟さに焦りそして簡単な任務ばかりの日々に苛立ちを募らせていた
そんなサスケが見つめるスイはというと呑気に『ねむいー』と言いながら欠伸をもらす
本を読みながら歩くカカシは横目にサスケを見る
ピィーヒョロロー
すると鳥の鳴き声が響いた
気が付いたカカシは本から視線を上へと向けると空に鳥が一羽飛んでいた
「さーてと!そろそろ解散にするか。オレはこれからこの任務の報告書を提出せにゃならん…」
『ふー…やっと終わったよ』
「……なら帰るぜ」
「あ!」
カカシの言葉を聞くとすぐに背を向け帰ろうとするサスケ
「ねー!サスケ君待ってー!」
「………」
そのサスケの後をサクラは慌てて追って呼び止めた
「ねェあのねェ…これからぁー私と2人でェチームワーク深めるってのは」
「お前もナルトと同じだな」
あわよくばサスケをデートに誘おうとしたサクラだったがサスケの鋭い言葉が石となって内なるサクラの上に重くズシっとのしかかる
「オレに構う暇があったら術の一つでも練習しろ。はっきり言ってお前の実力はスイの奴どころかナルト以下だぞ」
とどめの言葉でさっきよりさらに大きいな石が内なるサクラにのしかかった
そこまで言われてしまうとサクラは何も言えず去って行くサスケの背を追うことは出来なかった
「(……そうね…………私ったらどの任務でもそう…一番良いとこなしだもんね…)」
ショックのあまり肩を落としているサクラのところに
「サクラちゃーん!サスケなんかほっといて2人で修業しようってばよ!!」
ナルトが声をかけて来たが「ナルト以下」とまで言われた今のサクラには逆効果だ
『(何か…厄介事になる前に帰ろ。そして寝よっと)』
そう思いそろそろとこの場からスイは静かに去った
フッ
またカカシの方も瞬身の術で姿を消した
「(スイと先生が消えた…気ィ遣ってくれたのかな?)」
「よーしィ!サスケにもスイにも負けねってばよ!オレの目には修業ォーの2文字ー!」
ナルトが高らかにそう叫んでいると後ろから近づいて来る岩模様をした四角い箱のようなのがあった
「ん!?」
それに気付いたナルトが振り向くと四角い岩は動きを止める
「(岩……!?のつもりか……?)」
よく見ると岩には覗き穴のような2つの穴があった
ナルトはわざと気付かないふりをして背中を向け歩きだすと岩はナルト後ろを静かに着いて来る
「ーと!前を向くと見せかけてフェイント!!」
すぐに振り返ると岩は慌てて動きを止めるが中からは明らかに人の声がした
「そんな真四角で適度な穴が2つ開いてる岩があるかァ!!バレバレだっつーの!!」
岩ーもといい箱を指差しナルトは叫ぶ
ナルトの言葉に観念したのか箱の中から三人の子供が出てきた
「さすがオレの見込んだ男!オレのライバルなんだなコレ!!」
箱から出てきた人物は三代目火影の孫である木ノ葉丸で隣には友達なのか男の子と女の子もいた
「なんだぁ木ノ葉丸たちか…ん!?何だお前ら…ゴーグルなんかしちゃってさ…」
「へへへェ昔の兄ちゃんのマネしちゃったのさコレ!」
木ノ葉丸は下忍になる前のナルトが付けてたゴーグルをし嬉しそうに言う
「ふ~~ん」
「ふ~~んってコレ!!
何か最近兄ちゃんリアクション冷たいぞォ!!」
だがそれに対してのナルトの反応は薄かった
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