頑張り屋の女王様
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「そんなに落ち込まなくてもいいだろ?」
「でも…」
「悪いことしてるとドキドキして楽しいじゃん。」
「ぜんっぜん楽しくない。」
すっかりと肩が落ちて沈んでいる。リドルの小さい頭を撫でると困惑した表情で俺を見上げた。
今リドルの中は罪悪感で大変なんだろうなってとてもわかりやすい。
「よく頑張ったリドルくんにはやっぱりこれだよね。」
手に持っているティーカップを奪い取り、持ってきたもう1つのマグカップを渡す。こっちもまだ湯気が立っている。
「これ…」
「リドルが大好きなホットミルク。」
途端に目を輝かせて飲み始める姿が愛おしくてたまらない。このまま体に肉をつけて欲しいなって思う。
俺も残されたレモネードを一気に飲み干し口を拭う。
甘ったるい。夜中にこれはきついわ。
目をぱちぱちさせて俺を見つめる。お互い同罪な、と笑えばそっぽを向かれた。
「よし、寝よう。」
「へっ?!ぼ、ボクは寝ない!」
いやいやと首を振ってるリドルに椅子を引いて手を差し伸べても重ねてくれず、小さく息をついた。
「…ほんと、頑固で意地っ張りで我儘な女王様だな。」
「っ…う、るさい…」
両手で持っているマグカップが割れそうなほど強く握り俯いて、途端に静かになってしまった。
「そこも含めて好きなんだけどさぁ。」
「…え…って、おわっ?!」
座った状態からそのまま横抱きに持ち上げてベッドに足を進める。ホットミルクが零れなかったのはさすがリドルとしか言えない。
「危ないだろうっ!」
「んー、はいはい。暴れないで。」
「でも…」
「悪いことしてるとドキドキして楽しいじゃん。」
「ぜんっぜん楽しくない。」
すっかりと肩が落ちて沈んでいる。リドルの小さい頭を撫でると困惑した表情で俺を見上げた。
今リドルの中は罪悪感で大変なんだろうなってとてもわかりやすい。
「よく頑張ったリドルくんにはやっぱりこれだよね。」
手に持っているティーカップを奪い取り、持ってきたもう1つのマグカップを渡す。こっちもまだ湯気が立っている。
「これ…」
「リドルが大好きなホットミルク。」
途端に目を輝かせて飲み始める姿が愛おしくてたまらない。このまま体に肉をつけて欲しいなって思う。
俺も残されたレモネードを一気に飲み干し口を拭う。
甘ったるい。夜中にこれはきついわ。
目をぱちぱちさせて俺を見つめる。お互い同罪な、と笑えばそっぽを向かれた。
「よし、寝よう。」
「へっ?!ぼ、ボクは寝ない!」
いやいやと首を振ってるリドルに椅子を引いて手を差し伸べても重ねてくれず、小さく息をついた。
「…ほんと、頑固で意地っ張りで我儘な女王様だな。」
「っ…う、るさい…」
両手で持っているマグカップが割れそうなほど強く握り俯いて、途端に静かになってしまった。
「そこも含めて好きなんだけどさぁ。」
「…え…って、おわっ?!」
座った状態からそのまま横抱きに持ち上げてベッドに足を進める。ホットミルクが零れなかったのはさすがリドルとしか言えない。
「危ないだろうっ!」
「んー、はいはい。暴れないで。」