噂の生地屋さん
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「いらっしゃいまー…」
扉に顔を向けて、ビシリと固まる。
「…誘拐?」
「なぜそうなる。」
いや、だってヤクザさん。両側に赤髪の男の子と可愛らしい女の子連れて入ってこられれば誰だって思うでしょう。
まさかここに閉じ込めて俺を犯人にさせるとか…?!
「…こいつらが行きたいってうるせぇから連れてきた。」
外を見ると、いつものチンピラくんがいなかった。
この子達が今日の荷物持ちですか。
「わーー!!すげぇっス!!布がいっぱい!!」
「へぇ、いいじゃん。」
「おい七尾、他の客もいるんだ。静かにしろ。」
「はいっス!」
「…保護者?」
「違う。」
即座に返事がきた。
大分賑やかになったなぁ。こんなジメジメしたところに光がさしているよ。
「ねぇ、おにーさん。ここに本革売ってる?」
俺の顔を覗き込んで聞く女の子。
「おい瑠璃川…」
「本革?…ちょっと待ってね。」
急いで奥の部屋に移動した。確かここにレザー生地あったと思うんだけど。
「うぉっ!!おっと…」
上から大量の布が落ちてきた。レザー生地は痛い。
「お待たせしましたー…」
「お前は安全に取り出せないのか。」
ヤクザさんがいつもの呆れ顔をしていた。
毎回落ちてくるんだから仕方ない。
扉に顔を向けて、ビシリと固まる。
「…誘拐?」
「なぜそうなる。」
いや、だってヤクザさん。両側に赤髪の男の子と可愛らしい女の子連れて入ってこられれば誰だって思うでしょう。
まさかここに閉じ込めて俺を犯人にさせるとか…?!
「…こいつらが行きたいってうるせぇから連れてきた。」
外を見ると、いつものチンピラくんがいなかった。
この子達が今日の荷物持ちですか。
「わーー!!すげぇっス!!布がいっぱい!!」
「へぇ、いいじゃん。」
「おい七尾、他の客もいるんだ。静かにしろ。」
「はいっス!」
「…保護者?」
「違う。」
即座に返事がきた。
大分賑やかになったなぁ。こんなジメジメしたところに光がさしているよ。
「ねぇ、おにーさん。ここに本革売ってる?」
俺の顔を覗き込んで聞く女の子。
「おい瑠璃川…」
「本革?…ちょっと待ってね。」
急いで奥の部屋に移動した。確かここにレザー生地あったと思うんだけど。
「うぉっ!!おっと…」
上から大量の布が落ちてきた。レザー生地は痛い。
「お待たせしましたー…」
「お前は安全に取り出せないのか。」
ヤクザさんがいつもの呆れ顔をしていた。
毎回落ちてくるんだから仕方ない。