あまり名前は出てきません
左右を見ずに突き進む
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突然人間の姿になった風邪っぴき刀剣男士、熱がすぐ下がってよかった。
様子を見に行った時、すでに目を覚ましていてずっとそばにいた刀剣男士と熱い抱擁を交わしていた。
感動の再会のよう自分も胸熱になった。
ボロボロ泣く2人を泣き止むまで見守り、心の中で俺も泣いた。感動系の映画とか大好き。
俺は一度部屋を出てタオルを取りに脱衣所に向かう。
風呂場で聞こえる、ここに来て初めて聞いた賑やかな声たちに少し驚きつつも、邪魔してはいけないなと思ってすぐに撤退した。
かわりに台所で桶に水を溜めてタオルを濡らす。桶ごと持って審神者部屋へと戻った。
…あれ。
2人とも泣き疲れたのかすやすやと眠っていた。仲良いな。
濡れタオルをクニヒロの額に当てて、長髪の人には箪笥から引っ張り出してきた布団をかけた。
最初に見た刀の姿と同じだな。
安心しきってすやすやと寝ている2人に少し嬉しさを覚えた。
「こんのすけ」
「わわわ!!?」
ビュンッと目の前に現れた狐。
「呼ばれた瞬間引っ張られましたよっ!」
さすがですね〜、と前足で拍手されても名前呼んだだけなんだよな。
「なにかお困りごとですか?」
「家の改装は政府経費か?」
「もっちろんでございます!ここの本丸での必要な物品や消耗品などの請求書は直接経理部へ行きますぅ!」
タダは強すぎる。
普通なら敵を倒して報告、報酬をもらってその中からやりくりしたり、自給自足の生活をするのだが、ここの本丸はやはり少し違うみたいだ。
政府が管理してた本丸は全てこういう福利厚生なのか。
「…本当にすごいですさにわさま。この本丸の空気もボロボロだった外観も短期間で綺麗になさるなんて…」
辺りを見渡して涙ぐむこんのすけ。
なんだ照れるな。俺も驚いている。
「それより、さにわさま…危険な目に遭ったり嫌なことが起こったりは…していませんか?」
深刻そうな顔で俺の顔を覗き込む。
「いや、問題ない。」
逆に俺が好き勝手やらせてもらってると言いますか、むしろ反対してこない刀剣男士たちに感謝と言いますか。
のびのびと過ごしている。
でもそろそろここにいる人たち全員に挨拶したいよな。
各部屋があると思うんだけど一向に出てこないから腹が減ってないか心配だ。
様子を見に行った時、すでに目を覚ましていてずっとそばにいた刀剣男士と熱い抱擁を交わしていた。
感動の再会のよう自分も胸熱になった。
ボロボロ泣く2人を泣き止むまで見守り、心の中で俺も泣いた。感動系の映画とか大好き。
俺は一度部屋を出てタオルを取りに脱衣所に向かう。
風呂場で聞こえる、ここに来て初めて聞いた賑やかな声たちに少し驚きつつも、邪魔してはいけないなと思ってすぐに撤退した。
かわりに台所で桶に水を溜めてタオルを濡らす。桶ごと持って審神者部屋へと戻った。
…あれ。
2人とも泣き疲れたのかすやすやと眠っていた。仲良いな。
濡れタオルをクニヒロの額に当てて、長髪の人には箪笥から引っ張り出してきた布団をかけた。
最初に見た刀の姿と同じだな。
安心しきってすやすやと寝ている2人に少し嬉しさを覚えた。
「こんのすけ」
「わわわ!!?」
ビュンッと目の前に現れた狐。
「呼ばれた瞬間引っ張られましたよっ!」
さすがですね〜、と前足で拍手されても名前呼んだだけなんだよな。
「なにかお困りごとですか?」
「家の改装は政府経費か?」
「もっちろんでございます!ここの本丸での必要な物品や消耗品などの請求書は直接経理部へ行きますぅ!」
タダは強すぎる。
普通なら敵を倒して報告、報酬をもらってその中からやりくりしたり、自給自足の生活をするのだが、ここの本丸はやはり少し違うみたいだ。
政府が管理してた本丸は全てこういう福利厚生なのか。
「…本当にすごいですさにわさま。この本丸の空気もボロボロだった外観も短期間で綺麗になさるなんて…」
辺りを見渡して涙ぐむこんのすけ。
なんだ照れるな。俺も驚いている。
「それより、さにわさま…危険な目に遭ったり嫌なことが起こったりは…していませんか?」
深刻そうな顔で俺の顔を覗き込む。
「いや、問題ない。」
逆に俺が好き勝手やらせてもらってると言いますか、むしろ反対してこない刀剣男士たちに感謝と言いますか。
のびのびと過ごしている。
でもそろそろここにいる人たち全員に挨拶したいよな。
各部屋があると思うんだけど一向に出てこないから腹が減ってないか心配だ。