わかりにくい嫉妬もLOVEの象徴だ!
name
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
「海だぁーっ!」
ゴミもない白い砂、青く透き通った海、雲一つない快晴。燦燦と降り注ぐ太陽。
海に向かって走り出すなずなを、俺は浮き輪の穴に腕を通し肩に担いでニマニマしながら見守る。
天祥院がぜひ、と言ってプライベートビーチに招待してくれた。皆も誘ってるかはわからないが俺らは早く来すぎたために2人だけだった。天祥院すら居ない。
何を企んでいるかは謎だが感謝するぞ。
「晃輔も!はやく!」
満面の笑みで俺に手招きをする。眩しい。
「日焼け止め塗った?」
「おー!」
足でバシャバシャと水しぶきを上げて楽しんでいた。
なずなは水色ベースのかわいいデザインの海パンで、上半身はもちろん裸だ。今日のために新しく買ったらしい。かわいい。
念のために持ってきた半袖のパーカーはビーチパラソルの所に置いておいた。今は2人しかいないから周りの目も気にせず楽しめる。俺もなずなの裸体をガン見出来る。できれば皆は来ないでほしいとも思ってしまう。ごめんな。
俺も続けて海に足を入れた。少し冷たい。
奥に行こうとしたなずなに浮き輪を体に通してあげる。落ちないように腰辺りで持ち、片方の手で俺の手を握った。
「行こ、晃輔。」
生き生きとした顔で手を引く。2人で進んで浮き輪が海に浮かんだ時、俺も浮き輪に手を置く。
なずなが足を動かしてスイスイ進む。俺は身を任せて揺れていた。
「足、つかなくなった…」
「俺まだ足ついてるから大丈夫。」
「む、」
口をへの字にして振り向いた。更に俺も足がつかなくなったところまで進んで止まった。
「押そうか?」
「んーん、ここら辺でいい。」
なずなは浮き輪に腕を乗せて頭を倒す。目を瞑って気持ちよさそうに日を浴びる。なずなの前に移動して手をかけた。
「最近暑くて死にそうだった。生き返る。」
「だからと言って1日にアイス5個食べるのは良くないからなー。」
いつもは鬼のような顔で同じことを注意するのに今はゆったりとした口調だった。海に行けば怒られなくてすむのか。
なずなの頬に張り付いた髪を退かす。そのまま頬を引っ張ったりこねたりした。餅みたいに柔らかくてよく伸びる。
「うにゅー!やめるんら!」
頭を横に振って俺の手を離させた。代わりにポンポンと頭を撫でると満足そうな顔をした。
ゴミもない白い砂、青く透き通った海、雲一つない快晴。燦燦と降り注ぐ太陽。
海に向かって走り出すなずなを、俺は浮き輪の穴に腕を通し肩に担いでニマニマしながら見守る。
天祥院がぜひ、と言ってプライベートビーチに招待してくれた。皆も誘ってるかはわからないが俺らは早く来すぎたために2人だけだった。天祥院すら居ない。
何を企んでいるかは謎だが感謝するぞ。
「晃輔も!はやく!」
満面の笑みで俺に手招きをする。眩しい。
「日焼け止め塗った?」
「おー!」
足でバシャバシャと水しぶきを上げて楽しんでいた。
なずなは水色ベースのかわいいデザインの海パンで、上半身はもちろん裸だ。今日のために新しく買ったらしい。かわいい。
念のために持ってきた半袖のパーカーはビーチパラソルの所に置いておいた。今は2人しかいないから周りの目も気にせず楽しめる。俺もなずなの裸体をガン見出来る。できれば皆は来ないでほしいとも思ってしまう。ごめんな。
俺も続けて海に足を入れた。少し冷たい。
奥に行こうとしたなずなに浮き輪を体に通してあげる。落ちないように腰辺りで持ち、片方の手で俺の手を握った。
「行こ、晃輔。」
生き生きとした顔で手を引く。2人で進んで浮き輪が海に浮かんだ時、俺も浮き輪に手を置く。
なずなが足を動かしてスイスイ進む。俺は身を任せて揺れていた。
「足、つかなくなった…」
「俺まだ足ついてるから大丈夫。」
「む、」
口をへの字にして振り向いた。更に俺も足がつかなくなったところまで進んで止まった。
「押そうか?」
「んーん、ここら辺でいい。」
なずなは浮き輪に腕を乗せて頭を倒す。目を瞑って気持ちよさそうに日を浴びる。なずなの前に移動して手をかけた。
「最近暑くて死にそうだった。生き返る。」
「だからと言って1日にアイス5個食べるのは良くないからなー。」
いつもは鬼のような顔で同じことを注意するのに今はゆったりとした口調だった。海に行けば怒られなくてすむのか。
なずなの頬に張り付いた髪を退かす。そのまま頬を引っ張ったりこねたりした。餅みたいに柔らかくてよく伸びる。
「うにゅー!やめるんら!」
頭を横に振って俺の手を離させた。代わりにポンポンと頭を撫でると満足そうな顔をした。