あまり名前は出てきません
元保育士の本能
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「こんのすけ、ごめんな。案内を頼む。」
「はいっ!」
とびっきりの笑顔だった。俺もつられて笑顔になる。
「ということで。そこ通らせてくれないか?」
大和守安定はまだ玄関に突っ立っていた。
「僕も案内する。」
「お。」
なんと突然な。
「…ダメなの?」
「いや、むしろ嬉しい。ありがとう。」
気がつけば俺はクスッと笑っていた。
「別に、あんたのためじゃない。」
そっぽを向く。なるほど、これがツンデレというやつか。
「さ、お願いするよ。」
「お任せください!」
「早く来て。」
大和守安定は俺の腕を引っ張りながら前を歩いた。
「……。」
なんだかんだ言ってこんのすけと楽しそうに教えてくれてる。時々笑顔にもなってる。笑った顔、すげーかわいい。
「ここの部屋広いな。」
「まぁここは広間だからね。」
「こんのすけ。鬼ごっこだ。」
「えぇ?!…わぁ!審神者さま?!」
広間の中で追いかけ回した。
「ちょっと、主?!…あ。」
さっきまで動いていた足がピタッと動かなくなった。
「今、主って…」
あれ?気のせいなのか?
「えっと…」
目がキョロキョロと動いて焦っているようだった。その姿を見るとなぜか笑えてきて。
「ふ、ははっ…くっ…ははは!」
「…なッ?!」
大和守安定は頬を紅く染めた。
「すまんすまん…ふっ…面白くてな…」
「笑わないでよっ!」
どうやら怒らせてしまったようだ。
「やっぱり嫌い。」
俺に背を向けた。ふくれっ面だったな。
「ごめんって。」
俺は大和守安定を後ろから抱きしめる。俺より小さいからすっぽりと埋まった。
「っ?!」
「へへっ、捕まえた。」
鬼ごっこはまだ続いてるぞ。
「はぁ?!ズルいよ!」
「えー。隙を見せたのは君だろ?」
「ちょっと、首しまるから!」
「あ、ごめん……って、え?」
俺の抱きしめる力が弱まった瞬間に大和守安定は俺と向き合う形になった。
「仕方ないから、捕まってあげる…バカ主。」
下を向いていてどんな表情で言ってるかわからなかったが俺には十分なくらい嬉しかった。
「はいっ!」
とびっきりの笑顔だった。俺もつられて笑顔になる。
「ということで。そこ通らせてくれないか?」
大和守安定はまだ玄関に突っ立っていた。
「僕も案内する。」
「お。」
なんと突然な。
「…ダメなの?」
「いや、むしろ嬉しい。ありがとう。」
気がつけば俺はクスッと笑っていた。
「別に、あんたのためじゃない。」
そっぽを向く。なるほど、これがツンデレというやつか。
「さ、お願いするよ。」
「お任せください!」
「早く来て。」
大和守安定は俺の腕を引っ張りながら前を歩いた。
「……。」
なんだかんだ言ってこんのすけと楽しそうに教えてくれてる。時々笑顔にもなってる。笑った顔、すげーかわいい。
「ここの部屋広いな。」
「まぁここは広間だからね。」
「こんのすけ。鬼ごっこだ。」
「えぇ?!…わぁ!審神者さま?!」
広間の中で追いかけ回した。
「ちょっと、主?!…あ。」
さっきまで動いていた足がピタッと動かなくなった。
「今、主って…」
あれ?気のせいなのか?
「えっと…」
目がキョロキョロと動いて焦っているようだった。その姿を見るとなぜか笑えてきて。
「ふ、ははっ…くっ…ははは!」
「…なッ?!」
大和守安定は頬を紅く染めた。
「すまんすまん…ふっ…面白くてな…」
「笑わないでよっ!」
どうやら怒らせてしまったようだ。
「やっぱり嫌い。」
俺に背を向けた。ふくれっ面だったな。
「ごめんって。」
俺は大和守安定を後ろから抱きしめる。俺より小さいからすっぽりと埋まった。
「っ?!」
「へへっ、捕まえた。」
鬼ごっこはまだ続いてるぞ。
「はぁ?!ズルいよ!」
「えー。隙を見せたのは君だろ?」
「ちょっと、首しまるから!」
「あ、ごめん……って、え?」
俺の抱きしめる力が弱まった瞬間に大和守安定は俺と向き合う形になった。
「仕方ないから、捕まってあげる…バカ主。」
下を向いていてどんな表情で言ってるかわからなかったが俺には十分なくらい嬉しかった。