あまり名前は出てきません
元保育士の本能
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「…どうした?」
意外なやつで驚いてる。
「それはこっちの台詞だ。こんなところで何してんだよ。」
「特に何もしてない。ただ、頭が冷えるからさ。」
庭を見ながら言うと同田貫正国は一人分間をあけて座った。
「なぁ…」
「あのさ。」
同時に声が重なった。俺は無視して話し始める。
「審神者って、何なんだろうな。」
チラッと同田貫正国を見ると口をあんぐり開けていた。ずいぶん間抜けな顔を。
「質問変える。審神者は何の仕事をするんだ?」
「そりゃあ…刀を手入れしたり戦いに行かせたり…」
それが審神者の主な仕事か。
「…だったら、俺は審神者にはなれない。」
「…は?」
今日の同田貫正国の言葉が頭に残ってる。
『だったら!俺たちは何のためにいるんだよッ!』
刀の気持ちなんてわかるはずもない。刀剣男士つっても人の姿だ。
「…痛いもんは痛ぇ。」
血に染まった包帯を眺める。また包帯取り替えないと。
「それどうしたんだよ?!」
「…まぁいろいろあった。」
「だから、もう少し我慢してくれ。」
新しい審神者が来たら多分戦わせてくれるだろうし。
「はぁ…」
呆れたようにため息をついた。
「…お前は俺たちを考えてくれていることはわかった。確かに切られれば痛ぇ。」
同田貫正国は頭を掻いた。
「なんつーか…刀は飾りもんじゃねぇんだよ。」
「…ん?」
何が言いたいんだ。
「あー…だから、やっぱり切りたいって思うんだ。俺たちの存在意義を確かめるためにも。」
「説明下手。」
「なっ…?!」
うん、わかった。
「同田貫正国って意外といいやつだな。」
「はぁ?!馬鹿にしてんのか!?」
「してないしてない。」
同田貫正国の方へ手を伸ばして頭に手を乗せた。
「ッ…」
「…戦に出たいんだよな?」
「…ま、まぁ…でも無理に、」
「いや、俺は皆の意見を尊重する。」
「つーか、帰ったらお前がいるから安心して行けるし、行きたいとも思う。」
「また頭使うような言い回ししやがって…」
頭をぐしゃぐしゃと撫でた。
「何すんだよっ!」
夕日のせいか顔が紅くなっている。
「…ありがとうな。」
「…!…お、俺も…あんなこと言って悪かった…主。」
意外なやつで驚いてる。
「それはこっちの台詞だ。こんなところで何してんだよ。」
「特に何もしてない。ただ、頭が冷えるからさ。」
庭を見ながら言うと同田貫正国は一人分間をあけて座った。
「なぁ…」
「あのさ。」
同時に声が重なった。俺は無視して話し始める。
「審神者って、何なんだろうな。」
チラッと同田貫正国を見ると口をあんぐり開けていた。ずいぶん間抜けな顔を。
「質問変える。審神者は何の仕事をするんだ?」
「そりゃあ…刀を手入れしたり戦いに行かせたり…」
それが審神者の主な仕事か。
「…だったら、俺は審神者にはなれない。」
「…は?」
今日の同田貫正国の言葉が頭に残ってる。
『だったら!俺たちは何のためにいるんだよッ!』
刀の気持ちなんてわかるはずもない。刀剣男士つっても人の姿だ。
「…痛いもんは痛ぇ。」
血に染まった包帯を眺める。また包帯取り替えないと。
「それどうしたんだよ?!」
「…まぁいろいろあった。」
「だから、もう少し我慢してくれ。」
新しい審神者が来たら多分戦わせてくれるだろうし。
「はぁ…」
呆れたようにため息をついた。
「…お前は俺たちを考えてくれていることはわかった。確かに切られれば痛ぇ。」
同田貫正国は頭を掻いた。
「なんつーか…刀は飾りもんじゃねぇんだよ。」
「…ん?」
何が言いたいんだ。
「あー…だから、やっぱり切りたいって思うんだ。俺たちの存在意義を確かめるためにも。」
「説明下手。」
「なっ…?!」
うん、わかった。
「同田貫正国って意外といいやつだな。」
「はぁ?!馬鹿にしてんのか!?」
「してないしてない。」
同田貫正国の方へ手を伸ばして頭に手を乗せた。
「ッ…」
「…戦に出たいんだよな?」
「…ま、まぁ…でも無理に、」
「いや、俺は皆の意見を尊重する。」
「つーか、帰ったらお前がいるから安心して行けるし、行きたいとも思う。」
「また頭使うような言い回ししやがって…」
頭をぐしゃぐしゃと撫でた。
「何すんだよっ!」
夕日のせいか顔が紅くなっている。
「…ありがとうな。」
「…!…お、俺も…あんなこと言って悪かった…主。」