あまり名前は出てきません
元保育士の本能
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「…もしかして裁縫苦手か?」
一期一振の手元を見ながら言った。
「はい…」
頬を掻きながら眉毛をハの字にして笑っている。
「うん、そっちの方がいいと思うぞ。」
「…え?」
「完璧より一つ二つ出来ないことがあった方が親しみやすいってもんだ。」
一期一振の顔を見てニッと笑う。
「そう、ですか…しかし、私は弟達の手本とならなければ…」
…あー。この感じ知ってるかも。俺がまだ小さい時兄貴がそうだったから。兄貴を見てるみたいだ。
「俺、裁縫は得意なんだ。」
「…!」
「だから一期一振の出来ないことは俺に頼めばいい。」
主ってどういうポジションか知らないが俺の保育士技術を活かせるならどんどん頼ってほしいと思う。
「ありがとうございます。それでは…存分に頼らせていただきますね、主。」
一期一振は晴れたようにスッキリとした表情になっていた。内心ホッとしている。
「そんな君にいいものをあげよう。」
「…?いいもの、ですか?」
「俺にしてみれば、な。ちょっと待ってろ。」
腰を上げて審神者部屋へと取りに行った。
俺は再度粟田口の部屋に戻って一期一振にいいものを渡した。
「…これは?」
不思議そうにものを見つめている。
「エプロン。」
「…えぷろん?」
「そう。今俺が着てるこれ。割烹着の動きやすくしたやつ。」
一期一振は目をキラキラさせながら畳んでたエプロンを広げた。
「可愛らしいですね…!」
渡したのは水色のチェック。理由は特にない。
「だろ?俺は胸元にうさぎのワッペンを作って縫い合わせたんだ。」
「兎のわっぺん…これですか?凄いですな…こんな高度な技術、私には…」
うさぎを見つめていた。
「一期一振も作ろう。教えっから。」
バッと俺を見て固まってしまった。
「わ、私には…無理ですよ。」
「何弱気なこと言ってんだ?俺も最初は針に糸も通せなかっぞ。」
更に目を見開いた。
「私、手作業が大の苦手で…」
「大丈夫だ。一期一振ならすぐに覚えれる。」
一期一振って保育士向いてると思う。なんとなく。
「が、頑張ります…!」
「おう。」
笑顔の一期一振を見て安心した。買い出し行かないと布ここに置いてないよな。どこに売ってんだ。こんのすけに聞いてみよう。
一期一振の手元を見ながら言った。
「はい…」
頬を掻きながら眉毛をハの字にして笑っている。
「うん、そっちの方がいいと思うぞ。」
「…え?」
「完璧より一つ二つ出来ないことがあった方が親しみやすいってもんだ。」
一期一振の顔を見てニッと笑う。
「そう、ですか…しかし、私は弟達の手本とならなければ…」
…あー。この感じ知ってるかも。俺がまだ小さい時兄貴がそうだったから。兄貴を見てるみたいだ。
「俺、裁縫は得意なんだ。」
「…!」
「だから一期一振の出来ないことは俺に頼めばいい。」
主ってどういうポジションか知らないが俺の保育士技術を活かせるならどんどん頼ってほしいと思う。
「ありがとうございます。それでは…存分に頼らせていただきますね、主。」
一期一振は晴れたようにスッキリとした表情になっていた。内心ホッとしている。
「そんな君にいいものをあげよう。」
「…?いいもの、ですか?」
「俺にしてみれば、な。ちょっと待ってろ。」
腰を上げて審神者部屋へと取りに行った。
俺は再度粟田口の部屋に戻って一期一振にいいものを渡した。
「…これは?」
不思議そうにものを見つめている。
「エプロン。」
「…えぷろん?」
「そう。今俺が着てるこれ。割烹着の動きやすくしたやつ。」
一期一振は目をキラキラさせながら畳んでたエプロンを広げた。
「可愛らしいですね…!」
渡したのは水色のチェック。理由は特にない。
「だろ?俺は胸元にうさぎのワッペンを作って縫い合わせたんだ。」
「兎のわっぺん…これですか?凄いですな…こんな高度な技術、私には…」
うさぎを見つめていた。
「一期一振も作ろう。教えっから。」
バッと俺を見て固まってしまった。
「わ、私には…無理ですよ。」
「何弱気なこと言ってんだ?俺も最初は針に糸も通せなかっぞ。」
更に目を見開いた。
「私、手作業が大の苦手で…」
「大丈夫だ。一期一振ならすぐに覚えれる。」
一期一振って保育士向いてると思う。なんとなく。
「が、頑張ります…!」
「おう。」
笑顔の一期一振を見て安心した。買い出し行かないと布ここに置いてないよな。どこに売ってんだ。こんのすけに聞いてみよう。