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12. 晴れ渡る空
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「ナミさんっロビンちゃんっティオちゃんっ無事か!?」
「ビックリしたぁ……急にタコが縮むんだもん……」
その"タコ"は、ルフィの顔面に着地する。
「アッハッハッ! でも、何とか着いた! 死なずに! お前、ありがとな!」
ルフィはタコに礼を言って、さらに笑う。
だんだん落ち着いてくると、サンジはタバコに火をつけながら、空を見上げた。
「しっかし、すんげぇところに行ってたんだな」
「落ちてみるとまた、遠い場所ね」
「夢でも見てたみたいだわ」
「夢の国だもんなぁ。……またいつか行けるかな」
「死にゃぁいけるんじゃねぇか? 近くまで」
「ゾロ、お前天国に行ける気でいるのか」
「むり。ぜったい」
「テメェら!」
「ま、とりあえず落ち着いたな。今コーヒーでも入れるよ」
「サンジ~、俺はメシがいい!」
「すぐ作るから、とりあえずコーヒーでも飲んで待てっつってんだよ」
「は~い……。ところで―――
ここはどこなんだ。
ルフィがそう言おうとした瞬間……
"ガチャ、ガチャガチャ"
急に辺りが明るくなった。
どうやらライトを当てられたらしい。
次第にサイレンの音も聞こえてくる。
「何よこれ……」
「……ひと、いっぱい。かこまれ、た」
「人?」
ナミはティオを見下ろした。
「100、200……もっと。かぞえ、きれないっ」
「何だそりゃ!? ……しかもこのサイレン、もしかしてっ」
命からがら、何とか青海に帰って来られた麦わら一味。
そこに矢継ぎ早のように吹き込んだ、新たな災難。
はてさて今度は、一体どんなところに来てしまったのか……
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