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10. 絶対的な力
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「岩……何故上からこんなにも遺跡の塊が?」
下層の遺跡にいたロビンは、降ってくる遺跡を見上げて考えを巡らせる。
すると……
"ガラガラ……"
近場の遺跡が揺れ、持ち上がった。
「はぁ、はぁっ……ツいてねぇ」
遺跡の下から現れたのは、ゾロ。
気絶したチョッパーとティオを抱えている。
「あら、剣士さん。まさか、一緒に落ちてここまで?」
「ちくしょう! 死ぬとこだ!」
「え、えぇ、死ぬはずよ? ……普通はね」
「おう、オメェか。ここはどこだ?」
「お探しの、黄金都市」
「へぇ、ここがそうなのか。上にあったのとあんまり変わんねぇな。……で、宝はあったのか?」
「いいえ。ここに黄金はなかったわ」
そんな会話をしていると……
「
"バチバチバチッ……ズドォンッ!"
一緒に上層から落ちてきたうわばみに、エネルの雷が落ちた。
ワイパーとゾロは目を見開く。
「アイサ!」
「しまった、ナミ! あれじゃ助からねぇ!」
ゾロが柄にもなく頭を抱える。
けれど……
「あれ? ゾロ? ロビンも……」
後方の遺跡の影から、ナミがひょっこり頭を出した。
「そこかよ! いつの間に奴の腹から出たんだ!」
「なぜ航海士さんがここに?」
「まぁ、あたしはいいんだけどね? ……でも、あの中、ルフィがいるの……」
「はぁ? 何でアイツが?」
「しょうがないじゃない! いたんだもん!」
「ったく、面倒ばっか起こしやがって! 何でアイツはいつもそうなんだよ!」
「知らないわよ!」
ゾロはとりあえず、抱えていたチョッパーとティオをナミに預けた。