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9. 神
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ティオは足元に最新の注意を払い、罠を踏まないよう努める。
数メートル走ったところで、足を止めた。
「……」
前方から数人やってくるのを感知したのだ。
麦わら一味の誰かではない。
ということは、とりあえず、敵だ。
「「「メェェェッ!」」」
「何とも……」
「空の主までいるとはな」
「加勢しますぞ、オーム様! メェッ!」
現れたのは、神官5人にシャンディア3人。
そして……
「なみちゃん?」
遅れて、ナミがウェイバーでジャイアントジャックを登ってきた。
後ろにティオより小さな子供を乗せている。
ウェイバーの後方には、さらに3人の神官たち。
どうやら追われているらしい。
ゾロとワイパーが同時に目を向けた。
「ナミ!?」
「アイサ!?」
ワイパーの反応からして、ナミの後ろにくっついている子供は、アイサというらしい。
おそらくシャンディアの子供。
「あぁもう! しつこい!」
「いやああぁぁっ!」
「「「メェエェェッ!」」」
ティオは、その場にそっとチョッパーを降ろした。
「
"シュッ"
「メ、メェッ!」
「なっ、何だお前はっ、メェ!」
「どっから現れたメェ!」
「
"ドスドスドスッ"
「「「メエェェッ!」」」
急所を強打され、ナミとアイサを追っていた3人の神官は、その場に伸びる。
「え、うそ、ティオ!?」
ナミはウェイバーを止め、振り返った。
「アイサ、ここで何してる!」
「ナミ! お前何でここに!」
「ゾロまで!? えっ、みんなは!?」
「ワイパー!」
もはや会話がしっちゃかめっちゃか。
「何を企んでやがる青海人! アイサ! そいつから離れろ!」
ワイパーはバズーカを構え、問答無用で撃った。
ナミがアイサを連れ去ったと勘違いしたらしい。
もちろんそれを、ナミとアイサが避けられるはずもない。
そのまま当たれば確実に即死だ。
「ピエエェェェッ!」
「おぬしら、掴まれ!」
ガン・フォールとピエールが飛び込み、2人を助ける。
"ズドォンッ!"
「……か、間一髪っ」
「ワイパーの鬼ィ! 悪魔ァ!」
「おぬしら何故ここに……」
「何故って、だって!すっごい大きなへび…が……」
噂をすれば何とやら。
そのすっごい大きな蛇は、ナミたちの背後に迫っていた。
"バクッ……ゴクン"
ガン・フォール、ピエール、ナミ、アイサは、綺麗にうわばみに飲み込まれていった。
「「「……」」」
その場に残された面々は、唖然としてうわばみを見つめる。
「……もと、かみさま、いがいと、まぬけ?」
「あのアホ航海士っ」
「アイサ!」
状況を見て、オームは口角を上げた。
「フン、佳境だな……。ホーリー、あれをいくぞ」
「ワンッ!」