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41. 麦わら一味再集結
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戦闘丸の一発で、目を回し倒れてしまった大頭を見て、傘下の海賊たちの目が飛び出る。
「「「えええええっ!?」」」
「麦わらの
「
傍らに立っていたPX-5から、ピピピピっと解析音が鳴る。
「懸賞金2600万べりー、海賊"三枚舌のデマロ・ブラック"」
海賊たちの目玉が、さらに飛び出た。
「「「ニセ者!?」」」
「何だァ!? あの野郎共、麦わらのルフィの名を
「ちくしょうっ、たった2千万やそこらのクズ野郎に、いいように利用されるところだった!」
……そんなやり取りの一部始終を、少し高いところから見ていた、本物のルフィ。
「え? アイツら俺のマネしてたのか? あのゾロとサンジも? いや~そっくりだったなぁ……。……今のうちに離れた方が良さそだな」
騒ぎを起こすな、という約束を守って、その場から立ち去ろうとする。
しかし、気づかないでいてくれるほど、科学部隊は甘くなかった。
戦闘丸が、味方である海軍への鼓舞も含めて、声を張る。
「ダマす奴も馬鹿だが、ダマされたおめェらも運の尽き。全員わいらが連行する。……そしてどういう偶然か、本物の麦わらもこの場にいる。この島に入った途端、PX-5が確かに感知した」
「なっ、本物!?」
「そいつを狙え! PX-5!」
ピピピッと音がして、PX-5の口元に光が収束し始めた。
"ヒュッ……ドゴォッ!"
「うわっ」
爆発の中から、大きなリュックが飛び上がる。
そのリュックには小柄な人影が一緒についていて、スタッと瓦礫の上に着地した。
反動でマントと髭が落ち、その場の誰もが知る少年が現れる。
「何すんだ! リュックには大事な弁当が入ってんだぞ!」
ムン、と口をへの字に曲げるその顔を見て、海賊たちは顎が外れんばかりに口を開けた。
「て、て……」
「「「手配書と同じ顔ォォォ!?」」」
一方、船長を置いて逃げていたニセ麦わらの一味は、泡を吹いて青ざめる。
「嘘だろ!? アイツが本物の麦わらだったんだァァ!」
海兵隊の間にも、緊張が奔った。
「気を引き締めろ! こっちは元より本物のつもりで来てるんだ!」
「「「はっ!」」」
戦闘丸は額に血管を浮かせ、声を張る。
「麦わらァ!」
気付いたルフィは、さらに不機嫌そうな顔になった。
「あ! お前、また俺の邪魔すんのか! 騒ぎ起こしたら出航しづれぇって言われてんのに!」
「安心しろ! 出航する必要はねぇ! 2年前と違って、わいは正式に海兵になったんだ。お前をここで捕える! 行け! PX-5!」
指示されると同時、PX-5は飛び出しながら、黄猿譲りのレーザーを連発する。
ルフィは、顔色一つ変えずに、僅かに首を傾げるだけでそれを躱した。
「
"ドゴォッ"
レーザーは遥か彼方で爆発する。
「ギア2nd」
文字通り息をするように、ルフィはギアを上げ、再び飛んできたレーザーを躱すように飛び出した。
「ゴムゴムの……JET
"ズドォンッ"
……早すぎて、海賊たちには何が起きたか全く見えていなかった。
ただ、気づいたらパシフィスタが倒れ、爆発していた。
「ぱ、パシフィスタが……一撃……?」
戦闘丸はギリッと奥歯を噛み締める。
(麦わらの奴、覇気を纏って……)
シュタッと地面に降り立ったルフィは、巨大なリュックを背負って走り出した。
「しししっ、ほんじゃな! お前とはまたどっかで会いそうな気がする!」
「なっ、待て麦わら! ……くそっ、追え! PX-7!」
パシフィスタが飛び出していくと、後に続いて海兵隊も動き始める。
ルフィは、結局騒ぎを起こしてしまったけれど、楽しそうな満面の笑みで走り続けた。
すると……
「お~い! ルフィ!」
「ルフィ! やっぱりか! 何でテメェは常にトラブルの渦中にいるんだよ!」
前方から、懐かしい人影が2つ走ってくる。
ルフィの表情がさらに輝いた。
「あー! ゾロ~! サンジ~! うわははっ、今度は間違いねぇ! ひっさしぶりだなァお前らァァ!!」
しかし、喜びも束の間……
「生きてやがったか、ロロノア、黒足……。そいつらから先に片付けろ! PX-7!」
戦闘丸が指示すると、ルフィの頭上を飛び越えるように、PX-7が飛び出してきた。
「「ぁあ?」」
ゾロとサンジは、同時にピクっと眉を動かす。
「「どけェ!!」」
"ズドォンッ!"
ゾロの刀が胴を袈裟斬りにし、サンジの蹴りが首を折った。
「俺が斬った」
「俺が首をへし折ったんだよ!」
ニセ麦わらの傘下にされた海賊たちは、飛び出た眼玉が戻らない。
「麦わらの一味だァァ!」
「本物だァ!」
「ニセ者と全然違ァァう!!」
背後で爆発するパシフィスタには、既に目もくれず、ゾロとサンジはルフィの方へ向き直る。
「おうルフィ、お前は10番だぞ」
「黙れマリモどんだけ自慢だ! それよりルフィ、急げ! みんな船で待ってる!」
「おう!」
駆け出した3人を、海兵隊が追いかける。
ルフィは、まだ見ぬ他の仲間たちを想像して、緩む頬を止められない。
「久し振りだな~、みんな元気かなァ! 嬉しいな~! ……ん?」
突然、ルフィが立ち止まった。
当然、ゾロとサンジも止まる。
「ルフィ?」
「どうした?」
尋ねるけれど、ルフィの視線の先に知っている気配を感じて、そういうことか、と口角を上げた。
ルフィが、思い切り息を吸い込んで叫ぶ。
「レイリ~!」
3人を追いかけていた海兵隊は、思わず立ち止まった。
「め、めめ……」
「"冥王"レイリー!?」
レイリーは、声を掛けず見送るだけのつもりだったのか、随分と遠いマングローブの根に腰掛け、ルフィを見ていた。
「フフフ……一応様子を見に来たが、問題なさそうだな。さらに力が洗練されている」
「うん!」
「では早く行きなさい、仲間たちの元へ」
「レイリー! 2年間、本当に色々ありがとう!」
「ははっ、改まる柄じゃない。早く行け」
しかし、ルフィはリュックをドサッと降ろす。
そして、両の拳を挙げた。
「レイリー、俺はやるぞ」
「?」
「海賊王に、俺はなる!」
「……」
じわりと、レイリーの目元に涙が滲む。
「麦わらを討ち取れぇぇ!」
「おっと……急げ、ルフィ!」
「レイリー! 世話んなった! ありがとよ!」
「それじゃ、レイリー! 本当にありがとう! 行ってくる!」
にっこりと、最後に満面の笑みを向けて、ルフィはゾロとサンジの後を追って走り出した。