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17. ウォーターセブン
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ナミがひとり決意を胸に銃を握っている頃、ティオはルフィの元へまっすぐ飛んでいた。
(さきに、るふぃ、を)
ロビンの居場所も分かっているが、誰かと行動を共にしているらしい。
その人物はもしかしたら……
「……」
考えているうちに、ルフィが見えてきた。
屋根の上をピョンピョン飛んでいる。
「ウソップ~! ど~こだ~!」
叫びながら辺りを見回しているが、探している場所は全く見当はずれ。
"バサッ、ボンッ"
ティオは人間に戻り、ルフィのすぐそばに降り立った。
「るふぃ」
「んぉ、ティオか! ちょうどよかった! ウソップがよォ」
「じょうきょう、なみちゃんから、きいた。うそっぷの、とこ、つれてく」
「お、そうか! んでどこなんだ?」
「あっち」
細い指が遥か北東を指し示す。
「よぉし分かった!」
"ガシッ"
「?」
ティオは突然抱え込まれ、首をかしげた。
「しっかり掴まってろよ?」
「……! ……まさ、かっ」
嫌な予感に、ティオはサァっと青ざめた。
しかし時すでに遅し。
「ゴムゴムのぉ~、ロケット~!」
スピョ~ンとルフィは空へ飛んだ。
そのまま北東方面へまっすぐ飛び、あっという間にフランキーハウス上空へやってくる。
見下ろせば、ちょうどそこへ向かう仲間たちが見えた。
「お、いたいた! ゾロ~! サンジ~! チョッパー!」
「「「?」」」
3人が上を向くと、ルフィが勢いよく落下してきた。
"ヒュッ……ズドォン!"
地面が凹み、土埃が舞う。
「ふ~、着いた着いた!」
「のおあああっ、てめぇクソゴム何しとんじゃおのれはぁぁぁぁっ!」
叫びながらサンジが抱き上げたのは、青ざめて目を回すティオ。
「……ほし…が、み、える……」
「しっかりしてくれティオちゃぁん!」
「んぉ? はっはっはっ、わりぃティオ」
「おいおい、死んでねぇか……?」
「うわぁぁティオ~っ!!」
少しすると、ティオはげっそりとしながらも立ち上がった。
「このまま、まっすぐ。うそっぷ、いる」
「よし、分かった!」
「てぃお、ろびん、むかえ、いくから」
「おう、ロビンちゃんのこと、頼んだぜ?」
「(コクン)」
"ボンッ"
ティオは鳥に変身し、再び空へと舞い上がっていった。