夢主の名前を決めて下さい。
15. 海軍本部大将青キジ
名前変換
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
一方、クザンとルフィの一騎打ちの場では……
「はぁっ……はぁっ……」
ルフィが体のあちこちを凍らされながらも、懸命に闘っていた。
クザンは傷一つなく、相変わらず気だるげな様子で立っている。
「やっぱりお前は変わり者だ、モンキー・D・ルフィ」
「うおおおおお!!」
ルフィはクザンの言葉には聞く耳を持たず、ひたすら突っ込んでいった。
「おらァ!」
"ドカッ"
特に本気で反撃しようともしていないクザンを、ルフィはたやすく蹴り上げる。
そうして宙に舞ったクザンに、連続パンチをお見舞いした。
「ゴムゴムのぉ、
"バキャァンッ"
再び粉々になったクザン。
しかし、ロギア系能力者にとってそれはダメージに値しない。
"パキッ、パキパキパキッ"
ルフィに覆いかぶさる形で、人型に戻ったクザン。
「
「ぐ、ぁ……っ」
ロビンの時と同様、凄まじい冷気がルフィを包み込む。
"パキパキパキパキッ"
「……ぁ……ぅ、あっ」
ついに、ルフィも氷漬けになってしまった。
戦いは終わり、クザンは氷漬けのルフィと向かい合う。
「んー……参ったァ……嵌められた」
よくよく思い出してみれば、これはルフィとクザンの一騎打ち。
「一騎打ちを受けちまったからには、この勝負、俺の勝ちでそれまで。これ以上ほかの奴らに手を出せば、野暮は俺だわな。……なぁ? キャプテン」
クザンは凍ったルフィの顔を見て、フッと笑う。
「それとも、本気で俺に勝てるつもりでいたのか?」
緩慢な動作で、ゆっくり立ち上がる。
「これだけは言っとくぞ。お前らはこの先、ニコ・ロビンとティオを必ず持て余す。あの2人を船に乗せるってのはそういうことなんだよ。……特にティオは別格だ。世界中がお前らの敵になるだろう」
クザンはゆらりと片足を持ち上げた。
その矛先には氷漬けのルフィ。
このまま踏み砕くつもりのようだ。
……と、そこに。
"ヒュオ……ッ"
一迅の強い風が吹いた。
クザンの目の前でなびく、金髪の長い髪。
「やっと来やがったか……ティオ」
「……くざん」