Another story ~鏡夜編 告白~
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『…ありがとうございます皆さん!
私寄るところがあるので、ここで失礼します!』
森羅は頭を深く下げると廊下を走っていった
環とハルヒは森羅が見えなくなるまで見送っていると
馨と光はお互いの顔を見合わせた
馨「…フラれちゃったね、光?」
光「…馨もだろ」
馨「うん…でも光も僕と同じ気持ちかなって」
光「…そうだね」
「「(森羅が幸せならそれが一番)」」
*~**~*
森羅は桐山の家のチャイムを鳴らした
執事が現れ桐山に会いたいと話していたとき桐山が現れた
桐山「森羅さん…どうしましたか?」
『桐山さん…失礼を承知でお願いします!
ピアノを貸して頂けませんか!?』
桐山「ピアノを?」
『どうしても…っ、作らなきゃいけないんです
鏡夜先輩に…私の思いを伝えたいから!!』
桐山「!」
森羅の心情を感じとった桐山は
快く玄関の扉を開けると森羅を招き入れた
桐山「どうぞ…気が済むまでお使いください」
『ありがとうございます、桐山さん!!』
*~**~*
22時を過ぎても帰って来ない森羅を心配していた時
玄関のドアの音に気付いて駆け寄ると森羅がいたことに
ハルヒは安心してため息をついた
ハルヒ「…心配した、こんな時間まで連絡もなかったから」
『…ごめんなさい』
ハルヒ「でもスッキリした顔してる」
『え?』
ハルヒ「伝わるといいね…鏡夜先輩に」
『…っ……うん』
ハルヒの寂しそうな優しい声を聞いて
何故か泣きたくなるのを誤魔化すように優しく微笑んだ