Another story ~鏡夜編 告白~
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森羅は鏡夜の黒い瞳をそらせず
でも鏡夜が自分を好きだと自覚した途端
身体が熱くなり顔が紅潮していく
その様子を見て鏡夜は優しく微笑むと
森羅の髪を一束掴んで触れた瞬間
いきなりの事に森羅は訳が分からず慌てて声をかけた
『きょ、鏡夜先輩!?』
鏡夜「お前がやっと俺を意識してくれたかと思うと
嬉しくてな」
『~~~~!!』
鏡夜の言葉に恥ずかしくなり俯いてしまうと
鏡夜が森羅からゆっくり離れた
鏡夜「返事は急がない」
森羅の頭を優しく撫でて微笑むと
扉を開けて第三音楽室を後にした
鏡夜が出ていった後
勢いよくしゃがみこむとさっき頭を撫でいた場所に触れる
少ししてから隣の部屋に行きいつもの制服に着替えると
椅子の上に衣装とウィッグを畳んで置き
ハルヒに先に家に帰るとメールをすると
走って第三音楽室を後にした
*~**~*
暫くしてホスト部と姫達が戻って来ると
ハルヒは森羅の衣装に気付き
メールを見ると先に帰るとメールが来ていた
ハルヒ「…森羅先に帰ったみたいですね」
環「珍しいな、何か用事でもあったのか?」
ハルヒ「いいえ…特に今日は何もなかったと思います」
馨「用事ないのに帰ったの?」
光「何で?」
鏡夜「俺のせいだな」
鏡夜の言葉にホスト部は振り返る
ハニー「鏡ちゃんが?」
鏡夜「俺があいつに告白したからでしょう」
ホスト部「「「「「は?」」」」」
ハルヒ「え?」
「「「「「「ええーーーー!!!!!!」」」」」」
鏡夜の発言に環が勢いよく鏡夜に詰め寄った
環「ど、どういう事だ鏡夜!?」
鏡夜「どういう事と言われてもそのまんまだ
あいつに好きだと伝えた」
光「…っ……へ、返事は?」
鏡夜「まだもらっていない」
鏡夜の淡々とした様子に
他のメンバーは不思議そうに見ていた