Another story ~鏡夜編 告白~
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鏡夜「ハルヒ…お茶のお菓子は足りているか?」
ハルヒ「死ぬほどありますよ?
…余ったらもらって帰っていいですか?」
鏡夜「いや、返品する」
姫①「見て見て!!
ああいう衣装だとハルヒ君の中性的な雰囲気が
より際立ちますわよね~♥️」
姫②「本当に!!
まるで女神アフロディーテに愛された美少年アドニスのよう」
姫③「あら?アポロンの寵愛を受けた美少年
ヒュアキントスも捨てがたいですわ!!」
姫④「それじゃあ鏡夜様の涼やかさは例えるなら…」
姫達が盛り上がっている中
ハルヒは神話の出来事について考えていた
鏡夜「どうした?」
ハルヒ「…実は今回初めてギリシャ神話という物を
ちゃんと読んでみたんですけど
神様と言うわりに皆さん奔放というか
己の欲に忠実過ぎるというか…」
鏡夜「あぁなるほど…でもその部分が
ギリシャ神話が広く語り継がれ
愛されてきた所以とも思えるがな
人々は自らの理解を越えた力を神のものと考え恐れると同時に
その人間よりも人間くさい気性に
忌まさしめと親しみを感じるものだからね
ちなみに俺的には天の神ウラノスが
末の息子クロノスに権力を奪われるエピソードが
何故か大変興味深いんだけどね…?」
ハルヒ「(…ギリシャ神話だったら
メデューサとかじゃないかなこの人…)」
ハルヒが呆れていたとき奥の扉が開く音がして振り返ると
森羅が顔を赤くしながられんげに手を引かれていた
白い絹の生地をクロスさせたVネックバストに
ノースリーブのドレスは腰の所は紐がクロスされ
スカートはふわふわしたシフォンが歩く度に揺れていた
袖のところは長いシフォンが振袖のように付いていて
まるで天使の羽のようで
髪は長い金髪のウィッグを装着し
頭の上には花冠が付けられていた
姫達は可愛さの余り叫んでいる中
ホスト部は驚きのあまり開いた口が塞がらなかった
姫③④⑤「「森羅ちゃん素敵よ~!!」」
『あ、ありがとうございます!』
れんげ「ふふふ…このスタイルにこの美貌
男女問わず惹きつけるまさに愛と美の女神アフロディーテ
森羅ちゃんしか着こなせない美しさ!!
森羅ちゃん、私が作った衣装を着てくれて
本当にありがとう!!」
『い、いいえ…(ピアノに集中ピアノに集中)』
森羅の姿を鏡夜は腕を組ながら真っ直ぐ見つめていた