Act.5 セーラー・スターズ編1(完結)
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*第一話*
4月
桜が満開の中
森羅は桜蘭学院の鳥小屋の前にいた
勢いよく扉を開けると
ブルーノがそのまま空に羽ばたいていく
ピィーーーーーーーーーーーーーー
口笛を吹くとブルーノは森羅の腕に止まった
『お帰りブルーノ!空は気持ちよかった?』
ブルーノ「ピィ…ピ…ピィ…」
『ねぇ見て?十番高校の制服、素敵でしょ!』
右手でスカートの裾を掴みクルリと回ると
紺のセーラー服が揺れていた
『レイちゃんは付属の高校でエスカレーター式だから
一緒の高校じゃないけど
うさぎちゃん達に美奈子ちゃんも一緒の高校なんだよ!』
ブルーノの背中を優しく撫でると
ブルーノは気持ち良さそうに身体を縮ませた
『高校生になったんだもん
色々と頑張んないとだよね…………ベンヌ』
悲しい気持ちを誤魔化すように
頭を振るといつもの笑顔に戻っていた
『またね、ブルーノ♪』
ブルーノを小屋に戻し、部室に向かって走りだした