Act.2 ブラック・ムーン編(完結)
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セーラー戦士達は無事に邪黒水晶の内部にたどり着いだが
中はさながら迷路のようになっていた
セーラームーンが一人歩き出すと
突如開いた落とし穴に落ちてしまった
ムーン「きゃぁぁぁぁあ!!」
『セーラームーン!?』
アースはセーラームーンの落ちた穴に飛び込むと
穴が一瞬で塞がってしまった
セーラームーンとアースがたどり着いた場所には
デマンドが佇んでいた
デマンド「…ようこそ、我が邪黒水晶の中へ」
ムーン「!…デマンド…」
『(あれがサフィールさんのお兄さん…)』
デマンド「まずは邪魔者を始末しよう…はぁ!!」
『!?…きゃああ!!』
デマンドがアースに手をかざした瞬間
黒いエナジーが身体に当たると遠くに飛ばされ壁に激突する
『……うぅ…っ……』
ムーン「セーラーアース!!」
セーラームーンが駆け寄ろうとすると
両腕をデマンドに捕まれ邪視を発動させていた
デマンド「さぁセーラームーン……俺に忠誠の口付けを」
ムーン「……プリンス・デマンドに忠誠の口付けを……」
『……つっ……セーラー…ムーン!!』
あんな無理矢理なやり方でセーラームーンを奪っても
それは本当の愛じゃない
本当の愛は…ペッツさんやサフィールさんのような
『っつ!!いい加減にしてぇぇ!!!!』
デマンド「…………」
アースの叫び声にデマンドは睨みつけると
アースの瞳には涙が浮かんでいた
『何をしているんですか!!
貴方がしたかったのはこんな事なんですか!?
…っつ……サフィールさんが死んでまで
貴方に伝えようとしたかったことを
彼の本当の願いを思い出して下さい!!!!』
デマンド「!?」
邪視が消えセーラームーンの瞳が元に戻ると
アースに駆け寄って身体を起こしてくれた
ムーン「アース大丈夫!?」
『私は大丈夫だよ?…正気に戻ってよかった』
アースを支えるセーラームーンに
デマンドは二人に近付くと
デマンド「…話を聞かせてくれ」
ムーン「!!」
『…デマンドさん………』
三人の前に、いきなり黒い被り物をした人物
ワイズマンが現れた