Act.2 ブラック・ムーン編(完結)
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その様子を監視していたブラック・ムーンのアジトで
セーラームーンを熱い眼差しで見つめていたのは
プリンス・デマンドだった
サフィール「エスメロード!!
セーラー戦士達がクリスタルトーキョーに来てしまった
お前の責任は重いぞ!!」
エスメロード「くっ!!」
エスメロードの詰めの甘さを糾弾すると
すぐさま始末に掛かろうとするエスメロードを
デマンドが制止した
デマンド「その必要はない…私が行く」
エスメロード「デマンド様っ!!」
サフィール「…兄さん、僕も一つ
気になることがあるんだ、一緒に行く」
デマンド「よかろう、エスメロードはラビットを捕まえるんだ」
二人は一瞬でその場からいなくなる
エスメロードはデマンドの心を射止める
セーラームーンを鋭い眼差しで睨んでいた
かつて基地だった場所に連れてこられた
セーラームーン達
『ちびうさちゃんは?』
キングの「大丈夫だ、安全な場所に隠してある
…私がこれから離す事を聞いてほしい」
キングから語られた衝撃の事実
その昔、地球に大異変が起きる
そして地球はコールドスリープ状態となり
永い永い眠りに就いた
やがて30世紀になり
銀水晶とネオ・クイーン・セレニティの力で地球は目覚め
そしてネオ・クイーン・セレニティを女王に据え
クリスタル・トーキョーを中心に地球は再び繁栄した
しかし、この平和な世界を支配しようとするものが現れ
幾度かの戦いの後、悪しき者たちは銀水晶の力で鎮圧された
その中の多くの者は
銀水晶による浄化を望まず宇宙へと旅立った
その後、クリスタル・トーキョーはますます栄え
平和な時代が続いたが
‘’太陽系第10番惑星ネメシス‘’
軌道が計算不能でその存在を捉える事がずっと出来なかった
幻の暗黒惑星
その暗黒惑星が
巨大なマイナスエネルギーを放出していることが判明し
そこには宇宙へと逃れた者たちが
そこに住まうようになっていた
いつしかその者達は
特異な超能力を持つ生命体へと変化していった
それこそが暗黒の月の一族 ‘’ブラック・ムーン‘’
そのネメシスから突如巨大なマイナスエネルギーが放出され
クリスタル・トーキョーを攻撃してきた
多くの戦士が倒れ、最後の砦
‘’クリスタル・パレス‘’を残し死のような静寂が訪れてしまった