第四話[甦れ体育祭!]
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借り物競争は盛り上がりをみせ
とうとう聖の番となる
借り物が書いてある紙を手に取り裏返した瞬間
聖がその場から動かなくなってしまった
他の選手は次々と紙に手を取り走り出している
切島「どうしちまったんだ天堂!?」
瀬呂「そんな難しいお題なのか?」
爆豪「!?……っ、クソが!!」
切島「お、おい爆豪!?どこ行くんだよ!!」
爆豪が走り出す中
聖は書かれているものを静かに見つめていた
『("一番好きな人")』
ぱっと思いつくのはリカバリーガールだが
このお題の「好き」は家族愛とかではなく
異性としての「好き」なのだろうと聖は考えた
『(私に好きな人はいないはずなのに
…どうして、こんなに胸が痛くて苦しいの?)』
書かれていた字がどんどん歪んでいく
何故胸が押しつぶされてしまうほど苦しくて
泣きそうになっているのか分からない
動かないと心配されてしまう、だから動きたいのに
どうしても動くことができなかった
『(どうしよう…………っ、誰か助けて)』
「___大丈夫、僕が来た」
「「「「えぇ〜〜〜〜〜〜!?」」」」
マイク「誰だ…って、オ、オールマイト!?」
爆豪「!!」
『(…どうして)』
強く左手を捕まれと思ったらいつの間にか走り出していた
首から下は体操着
首から上はオールマイトの被り物を被っていて
体格的に男性なのは一目瞭然だが
何よりも気になるのが
自分の左手を掴んでくれている傷だらけの右手
強く掴まれているにもかかわらず優しい温もりに
何故か涙が溢れてしまい「彼」の右手を
強く握りしめていた
✽〜✽✽〜✽
連れて来てくれたのは保健室で
リカさんがいないことにほっとすると
手を離され保健室を出ていこうとする彼を呼び止めた
『ありがとう…緑谷くん』
「!?」
勢いよく振り返った緑谷くんに微笑むと
オールマイトの被り物をとった緑谷くんは
何故か申し訳なさそうな表情をしていた
緑谷「…どうして僕って分かったの?」
『その傷だらけの手を見れば分かるよ!
これでもリカさんの一番弟子なんだから!』
緑谷「…ははは、さすが聖だ」
『え?』
緑谷「あ…!」
緑谷くんにまた名前を呼ばれた
別に嫌って訳じゃない…むしろ名前で呼ばれた方が
しっくりくる自分がいる
それにさっきの笑顔も______
