美貌の圧制者
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次の日
今度は学園長先生からの依頼で昨日と同じ町に来ていた
お店から学園長先生の荷物を受け取って安心したけど
午後からの寮長会議に何故か参加するように言われていて
急いで帰ろうとした時だった
『…歌声?』
微かに聞こえる歌声に耳をすませて足を進めると
古い井戸を覗き込むように歌を歌っている人がいた
「だれ……か……だれ、か……あい、してよ
きてよ……きて、よ……いま」
『______』
近くではっきり聞こえた声は、昨日の男の子の声で
慌てて男の子に駆け寄ると声をかけた
『歌っちゃダメです!!』
「!?」
『あ_____』
髪はキレイなほど黒くて
唇は口紅を塗っているみたいに赤い
肌もすごく白くて……まるで
『白雪姫……』
「え?」
『な、なんでもないです!…あの、もしかしてあなた』
「っつ!!」
『声変わりなんじゃないんですか?』
「……え?」
ポカーンと驚いたように私を見つめる男の子
年は14.15くらいかな?ちょうど変声期の時期だよね
『変声期の時期に無理に高い声を出したり
歌おうとすると逆に声帯を傷付けてしまうから
歌うのは止めた方がいいですよ?』
「でも!………もうすぐ…大きな…祭典、が…あって
うたを…みんなに…とどけ、たい…ぼくの…うたで
少しでも…みんな、に…よろこん…で、ほしい、から」
『その祭典はいつなんですか?』
「2ヶ月後…」
『…分かりました!今から喉に負担をかけない
発声練習をお伝えしますのでそれを毎日行ってみて下さい』
「え?」
男の子に発声練習を教えると
私を不思議そうに見つめる男の子に
安心してもらえるように微笑んだ
『私、音楽の先生をしていたので安心してください
今は安静に…そして自分の成長を受け入れる時期ですから
楽しみに待っていてあげて下さい!』
「…あなた、は?」
『私はナイトレイブンカレッジのオンボロ寮で
雑用係をしています、灰咲リリィです!
それじゃあ、お大事に!』
「え……あ、」
頭を深く下げて、少し早歩きで学園に戻った
「…ナイト…レイブン…ガレッジ?」
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