荒野の反逆者
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グリム「なあなあ、学園長!
オレ様たち、ちゃんと犯人を見つけたんだゾ!
コレで約束通り試合に出してくれるんだろーな!?」
クロウリー「え!?あぁ~…っと、そんな約束してましたねぇ
絶対に無理だと思って、すでにトーナメント表を
発表してしまいました、さてどうしましょうか」
グリム「えええ~~~!!!!ひでぇんだゾ!詐欺なんだゾ!」
クロウリー「そうだ!エキシビションマッチで
特別参加枠というのはいかがです?
トーナメント本戦が始まる前に余興として行えば
問題ありません、きっと目立ちますよ~!」
「でも、マジフトは7人必要なんじゃ……」
クロウリー「補填選手…うーん、どうしましょう…それから
対戦相手も、教師でチームを急造するしか…」
エース「話しは聞かせてもらったぜ?」
デュース「その助っ人の件、僕たちが請け負おう」
リドル「何を言ってるんだい?キミたちは
ハーツラビュル寮の所属じゃないか」
エース「大会のルールに
「他の寮のチームに入っちゃいけません」なんて
書いてねーもん」
ケイト「なにそれ、面白そう!
オレもユウちゃんのチームに入りたいな~」
リドル「ケイトはウチのレギュラーメンバーだろう」
ケイト「ちぇ」
エース「先輩たちの試合応援するだけなんてつまらないし
どーせなら試合に出たいじゃん」
デュース「ぼ、僕はコイツと違いますよ!
純粋に友人を助けたいたげです!」
ジャック「対戦相手がいねぇなら
俺たちサバナクローが相手になるぜ」
グリム「ふなっ?オマエらが?」
ジャック「教師チームが相手なんて、ママゴト丸出しだろうがよ」
エース「なーんだ、お前案外良い奴じゃん♪」
ジャック「か、勘違いすんじゃねえ
借りをさっさとチャラにしちまいたいだけだ!」
『(尻尾が揺れてる♪)』
残りの選手をどうするか考えてたとき
オンボロ寮でやったマジフトの試合を思い出して
ユウくんを見たらユウくんも何か思いついたような
表情をしていた
「寮に住んでると言えば…90年前の選手たち!」
『ゴーストさんだね!』
クロウリー「えぇ?ゴーストのみなさんを
選手に登録するってことですか!?」
グリム「昔強い選手だったって言ってたヤツもいるし
うってつけなんだゾ!」
ジャック「ったく、何でもありだな…幽霊相手に
まともに試合ができんのか?」
エース「ま、いーんじゃない?ユウなんて
選手なのに、魔法が使えないんだぜ」
「それを言ったらリリィちゃんだってそうでしょ?」
エース・デュース「「は?」」
リドル「リリィ…もしかしてキミも
試合に出るつもりなのかい?」
『はい、もちろんです!
私もオンボロ寮に住んでいますので!』
「「「ダメに決まってるだろ!!!」」」
『!?』
三人の否定に驚いたけど、私も負けずに食らいついた
『ど、どうしてユウくんはよくて私はダメなんですか?』
リドル「…それは」
エース「お前が女だからに決まってるじゃん」
『でも私ユウくんに足の早さも腕相撲も勝ってるよ!
男の子のユウくんに負けてないと思うな!』
デュース「ユウ…それ本当なのか?」
「…お恥ずかしいことに惨敗でした」
『私なりに勉強もしたんです!だから試合に』
ジャック「止めておけ」
『ジャックくん……』
ジャック「…オマエが傷付けば、悲しむヤツがいるだろ」
『!』
「「「「(悲しむヤツ?)」」」」
レオナ「…………」
ジャックくんは知ってるんだ…陽翔の事を
どうして知ってるかは分からないけど
私を心配してくれる気持ちが嬉しくて微笑んだら
感謝を込めて返事をした
『そうだね…ごめん、私応援に専念する!』
デュース「お、おう…!」
エース「…ま、こっちも気ィ使わなくて楽だからいいけど~」
「頑張ってくるね!」
『うん♪』
クロウリー「では早速会場へ…っと、その前に
みなさん、足元に黒い石のようなものが落ちていませんか?」
エース「え?黒い石?」
デュース「学園長が落としたんですか?」
クロウリー「いえ…見当たらないなら結構です
さあ、コロシアムへ急ぎましょう」
『(黒い石って…この前グリムが食べた石に似てるのかな?)』
クロウリー「…………」
コロシアムに向かってる途中で
黒い石を注意深く探してみたけど、見当たらなかった