真紅の暴君
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朝早く起きたら、カーテンを洗濯して朝ごはんを作ってると
玄関から聞こえたノックする音に返事をして扉を開けた
デュース「おはようリリィ」
『おはようデュースくん!エースくんを迎えにきたの?』
デュース「他の寮生から話は聞いた
寮長のタルトを盗み食いして首輪をはめられるとは
相当のバカだなあいつ…」
『誰にも確かめないでタルトを勝手に食べたのは悪いけど
育ち盛りだし、お腹が空くのはエースくんのせいじゃないから
タルト食べたくなる気持ちは仕方ないよね!』
デュース「…お前って、優しいな」
『そう?あ…デュースくん朝ごはん食べた?
良かったら皆と一緒に朝ごはん食べようよ!』
デュース「いいのか?」
『もちろん!』
エース「げっ…何でここにお前がいるわけ」
『あ、おはようエースくん!
もうすぐ朝ごはん出来るから待っててね!』
エース「…あのさ」
『何?』
エース「…やっぱ、何でもねー」
『?』
*~**~*
朝ごはんを食べ終えて皆でメインストリートを歩いてると
ユウくんに声をかけられた
「リリィちゃんは、これからどこに行くの?」
『ゴーストさんから学園長先生の所に来て欲しいって
言伝があったの!』
グリム「おめぇ、いつの間にゴーストと仲良くなったんだ?」
『ゴーストさん達すごく優しいんだよ!
さっきもカーテンの掃除に朝ごはんのお手伝いもしてくれて
手先器用でびっくりしちゃった!』
「ごめんね、手伝い出来なくて…」
『気にしないで?ユウくんもグリムも
学校があるんだから、家事は私に任せて勉強に集中!』
「…何かリリィちゃんって、お母さんみたいだね」
グリム「ババクセーって事だろ、にししし…!」
『あら、そんな事言っていいのグリム?
今日のお夕飯はナイトレイブンガレッジ初登校のお祝いとして
グリムの大好きなツナ料理を振る舞おうと思ってたのに…』
グリム「ふな"!?」
『残念だな~♪』
グリム「ババクセーとかう、ウソなんだゾ!!
だから今日の夕飯は豪華にしてくれ!!」
『じゃあ、頑張って勉強してきてね?』
グリム「任せるんだゾ!!」
「(僕より絶対リリィちゃんの方が
グリムの扱い方上手だよな~…大丈夫かな、僕)」
エース「なぁデュース…あいつさ」
デュース「あいつ?リリィのことか?」
エース「……いや、まさかな」
デュース「何だよ?」
エース「何でもねー」
デュース「?」
エース「(あいつが女みたいだなんて…どうかしてるわ)」