Episode14
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(「「きゃーっ!!!!」」)
『!?』
女の人の叫び声に勢いよく顔を上げると
ベランダの柵を乗り越えて隣の木に移ると
そのまま地面に着地して長い道を走り抜ける
『また、女の人のエナジーが狙われてる!』
胸に付けてたブローチを握りしめると
手を上に掲げながら呪文を唱えた
『コスモス・クリスタル・ラムダパワー・メイクアップ!!』
*~**~*
細い裏路地で植物のような化物に
女の人がエナジーを吸われていた
化物に向かってスティックを投げたら
女の人に巻き付いていたツルが切れて化物のその場に倒れる
『ここまでよ!観念なさい!』
「っつ!!」
化物が勢い良くその場から逃げると
女の人を人気がない安全な場所に寝かせたら化物を追いかけた
化物を見つけてスティックを向けると
強い光が化物に当たった瞬間、勢い良く消えてしまった
『…また、消えた』
「お前のようなヤツがこの惑星にいたとはな」
『!』
後ろから聞こえた声に勢い良く振り返ると
目の前には立体映像のように映し出されている二人の男女
でも肌の色も黄緑色で髪も男の人が水色、女の人がピンクと
地球人ではないのは明らかだった
『…先ほどの敵は貴女達の仕業だったんですね』
「いかにも」
『貴女達は一体何者なんですか?』
「宇宙の流離い貴族、エイル」
「同じく、アン」
『宇宙……?』
アン「今日のはほんのご挨拶代わりですわ」
二人が高笑いしながら立体映像が消えていく
完全に消えた時には私の変身も解けていた
『…エイルとアン……新たな敵に近付けた』
綺麗な満月を見上げながら
胸のブローチを握りしめた瞬間、何故か涙が頬を流れていた
Episode14 End