Episode07
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(「プリンセス・セレーナ、貴女はとても強い力を授かったの
いずれシルバー・ミレニアムの…いいえ、銀河全ての
希望の光となるのです」)
(『きぼうの…ひかり?』)
(「だからお願いです…セレニティを守ってあげて下さいね」)
(『はい、おかあさま!』)
(「セレーナ様!お一人で地球におりるなど危険です!」)
(『私は大丈夫ですセーラーヴィーナス…それより
またセレニティお姉様が何処かに消えてしまわないよう
側にいてあげて下さい』)
(「そ、それは……」)
(「ヴィーナス!セレニティ様がまた何処かへ!」)
(「…やられた」)
(『…お姉様見つけましたよ?』)
(「!?セレーナ……」)
(『どうして地球におりたったんですか?
私ならまだしも…お母様に注意されてしまいますよ?』)
(「…どうしても彼を近くで見つめていたくて
いてもたってもいられなかったの」)
(『…あのお方は確か』)
(「地球国第一王子…プリンス・エンディミオン様」)
(『プリンス…エンディミオン様』)
(「…君が月からの使者なのか?」)
(『初めましてプリンス・エンディミオン様
私はシルバー・ミレニアムの月の王女
プリンセス・セレニティの妹でプリンス・セレーナと申します
…失礼ですが、女性だからと
油断はしない方がよろしいと思います』)
(「…それは失礼した、プリンセス・セレーナ」)
(『え…?』)
(「改めて地球国第一王子、プリンス・エンディミオンです
貴女を心から招待致します、プリンセス・セレーナ」)
(『…………』)
月の住人と地球の住人は通じてはならない
そんな神の掟を私は壊したかった
(『…っ……!!』)
(「ここまでだ!」)
(『!?…まだやれます、プリンス・エンディミオン様!」)
(「いや、もう止めておこう…」)
(『私が女だから…本気を出して下さらないのですか?』)
(「…いや、違う」)
(『!』)
あの人の手が私に触れる
胸が締め付けられるくらい苦しいのに嬉しい
初めての感情だった
(「…君が彼女の妹だからだ、プリンス・セレーナ
君が傷付けば、彼女が心配してしまうだろ?」)
(『…………』)
さっきの気持ちが嘘みたいに消えていく
残っているのは悲しみとあんな質問をしてしまった後悔だけ
それで気付いたの…この感情を人は「恋」と呼ぶのだと
セレニティ「…返事をして、目を開けてねぇ」
『…お姉様』
セレニティ「タキシード仮面!!」
『…っ……エンディミオン様』
私達の思いが強く重なった瞬間
お姉様の涙が結晶になると
暗闇を明るくするほどの輝きを放った
ヴィーナス「まさか……幻の銀水晶!?」
輝き続けた銀水晶が光を失うと
お姉様の手の中に落ちていった
((「クンツァイト今だ!!我がダーク・キングダムのために
幻の銀水晶とプリンセスを奪うのだ!!」))
『(今の声は…!?)』
女性の声を聞いた瞬間、敵の攻撃から
ヴィーナスとジュピターがお姉様を守ってくれたけど
エンディミオン様と手が離れて
エンディミオン様が敵に捕まってしまった
皆がエンディミオン様を取り戻そうと攻撃するけど
敵のバリアに跳ね返されてしまう
セレニティ「離して!!?」
『ダメよお姉様!!危ないわ!!』
エンディミオン様は敵と一緒に消えてしまった
セレニティ「…タキシード仮面……まもちゃん!!!!」
『(エンディミオン様_____)』