劇場版
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※特別書き下ろし読切
~緑谷出久サイド~
エンデヴァー事務所でインターン中の僕達は
ある任務を遂行するために、日本から遠く離れた
「オセオン」という国に向かうため空港で待機していた
海外任務は初めてだから緊張し過ぎて
手の平に人という字を何回も書いていた
緑谷「海外だぁ…緊張感するなぁ」
轟「英語が出きりゃなんとかなる、あと掌の人の字は
書いたら飲まねえと適切な効果が得られねぇぞ」
緑谷「ありがとう轟くん」
すると、隣でかっちゃんが爆発したまま
掌に人って言う字を書いて飲み込むのを見て正直驚いた
緑谷「え…かっちゃんも緊張とかするの!?」
轟「英語ができりゃなんとかなる」
爆豪「だーってろボンヤリクソ男共が!!
海外任務だぞ日本とは何もかもが違ンだ!!
少しでも普段のパフォーマンス出せるよう
集中しとんだわ!!」
ホークス「まー緊張にも色々あるからねぇ
ナーバスか高揚か…爆豪くんは後者でしょ」
緑谷「常闇くん!!ホークス!!」
「「「「え!?ホークス!?」」」」
「「「「キャアアアホォクスゥゥ!!!!」」」」
ホークス「ヘイヘイスットプひなどりちゃん
ここ空港だよ、騒いじゃダメだぜ……って止まんね」
常闇「何故俺まで」
緑谷「ひいい僕のせいで…!ごめんなさい」
「あそこにいるの…エンジェルヒーローラファエルじゃん!」
「「「「え!?ラファエル!?」」」」
「「「「ラファエルチャァァァン!!!!」」」」
『?』
静かに本を読んでいた聖の周りには
女の人からおじいちゃんまで沢山の老若男女が集まっていた
聖は静かに人差し指を唇に持っていくと
皆に優しく注意していた
『空港はお静かに…よろしくお願いします』
「「「「(可愛い~!!!!)」」」」
緑谷「さ、さすが聖だ!」
轟「ああ……」
爆豪「…ケッ!!」
エンデヴァー「そろそろ搭乗だ、行くぞ」
「「「「…………」」」」
緑谷「(誰一人寄りつかない……)」
すると、轟君がエンデヴァーに声をかけていた
轟「何で俺がお前の隣の席なんだ、笑えねぇ冗談か!?」
飛行機の席順が一番前が僕とかっちゃん
後ろに轟君とエンデヴァー、更に後ろが聖の席順だった
轟「緑谷と爆豪の隣か天堂の隣にしろ」
緑谷「轟くん…!!」
爆豪「てめぇまだ俺を友だちだと思ってんな?」
エンデヴァー「い……いいだろべつに」
緑谷「(怖い顔でかわいい事言ってる!!)」
轟「友だちの隣がいいっつってんだろ」
緑谷「(末っ子っぽいとこ出てる!!)」
爆豪「友だちじゃねンだよ!!尾翼に括りつけて
快適な空の旅ィ楽しませたろか!!!!」
緑谷「(かっちゃん!!)」
言い合いをしてる三人にどうすることも出来なくて
今からこんな調子じゃ緊張が高まる一方だって
人って言う字を書きまくっていたら
いきなりチケットがなくなったと思ったら
ホークスの手の中におさまっていた
ホークス「この並びで、どーですか?」
ホークスからチケットを貰うと
前にかっちゃんとエンデヴァー後ろが僕と轟くんの並びだった
轟「(真後ろなら話しかけられにくいか…)」
エンデヴァー「(ほほう…ショートが俺の背を見るか…悪くない)」
爆豪「(フライト中に力の凝縮のコツ詳しく聞ける)」
緑谷「ホッ…丸くおさまった」
ホークス「まったく小学生じゃないんですから
…ねぇ聖ちゃん?」
聖を見たら笑ってるけど…笑ってなかった
『…そうですね、現地での任務では
こんな場面が起こらない事に期待したいです
エンデヴァーさんに爆君に轟君…よろしくね?』
エンデヴァー「…………」
轟「…悪ぃ」
爆豪「…っ、わーってるわ!!」
『…出久も、ああいう場面に出会ったら
慌てずに冷静になって止めてあげてね?』
緑谷「は、はい……」
久しぶりに聖に注意されたなって落ち込んでたら
聖がホークスに頭を下げていた
『助けて頂いてありがとうございました!』
ホークス「いえいえ♪…所で聖ちゃんさ
相当緊張してるでしょ?」
『…………』
聖は持っていた本をホークスに見せると
英語で「Anatomical physiology」って書かれていた
ホークス「ふーん「解剖生理」か~…女子高校生にしては
難しいと言うかすごい本読んでるね!」
『英語での臓器とか疾患の言い方が難しいんですけど
緊張してるのもあって頭の中に全然入ってこなくて
ちゃんと海外で私の英語が通用するのか…少し緊張してます』
緑谷「聖……」
聖がそんな心配をしてたなんて全然気付かなかった
するとホークスが聖の頭を優しく撫でていた
ホークス「大丈夫!聖ちゃんにしか出来ない事が
必ずあるはずだから、焦らずに任務を遂行するんだ
それに…こいつがいつも君を見守ってくれてるよ♪」
『!』
ホークスが触ったのは聖の髪を結んでた髪ゴム
多分…ホークスから貰ったモノなんだって何となく分かった
『…ありがとうございます、ホークスさん!』
ホークス「お!いつもの聖ちゃんに戻ってよか」
「「「いた~!!ホークス逃げないでよ~!!」」」
ホークス「そんじゃ皆さん、リラックスして
ワールドヒーローズミッションに備えましょう」
緑谷・轟・爆豪「「はい!(おう!)」」
またファンの人に連れていかれたホークスを見送って
聖の側に駆け寄ったら声をかけた
緑谷「ぼ、僕も力になるからいつでも声かけて!」
『ありがとう、出久♪』
緑谷「…………」
緊張がなくなったのかいつもの聖に安心する反面
それをさせたのがホークスだったのに
少し悔しい気持ちが込み上げてくると
聖のいきなりのドアップに後によろめいたら
聖が不思議そうに僕に質問してきた
『出久…落ち込んでる?』
緑谷「あ、あのさ…変な質問していい?」
『?』
緑谷「聖ってさ……ホークスの事…好きなの?」
『……………っ、ふふふ』
いきなり聖が笑いだして驚いてると
何故か嬉しそうに僕を見ていた
『ホークスさんは、私にとってお兄さんみたいな存在かな!』
緑谷「そ、そっか……」
『…安心した?』
緑谷「!?べ、べ、別に安心とかそ、そんなんじゃ!!」
『あ、早く搭乗口に行かなくちゃ♪』
緑谷「ちょ、ちょっと聖!!」
満面の笑みを浮かべながら僕に振り返った聖に
苦しいくらい胸が飛び跳ねたのは、僕だけの秘密だ
End
爆豪「(公衆の面前でイチャついてンじゃねー!!)」
轟「…何だよオヤジ」
エンデヴァー「…いや」
ホークス「(ふ~ん……あの二人って両思いなのか♪)」
『(よーし、海外任務頑張るぞ!)』
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