ヒーローズ・ライジング※ヒーロー仮免取得後
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プログラム終了の日
フェリーの先端にいた私は
すぐ近くにいた上鳴君達の声に耳を澄ませた
上鳴「何も黙って帰ることなくね!?」
芦戸「ねえ?」
飯田「復興の邪魔をするわけにはいかない!」
上鳴「…まぁ、黙って立ち去るのも」
切島「ヒーローっぽいか!」
八百万「ええ!」
皆の言葉に私も同意を込めて微笑んだ
汽笛が鳴って、いきなり動いたフェリーによろけると
両脇を出久と爆君が支えてくれた
何故か二人は黙ったまま見つめ合っていて
爆君が私の腕を離したらフェリーの柵に背中を預けると
出久もそっと私の腕を離して爆君を見ていた
緑谷「…この島ともお別れだね」
爆豪「せいせいするわ!」
『嘘…本当は少し寂しいよね?』
爆豪「ハッ!…誰が」
爆君の反応に私と出久が微笑んでると
爆豪「…あーのガキ共に挨拶せんでいーンかよ」
緑谷「言ってあげたいことはあったけど
…でもいい、きっと伝わってるって思うから!」
『…それって』
「「おーい!!!!」」
『!』
聞きなれた可愛い声に前を向くと
活真君と真幌ちゃんが走りながら笑顔で手を振っていた
活真「デク兄ちゃーん!聖お姉さーん!」
真幌「バクゴー!皆ぁー!
島の人達を守ってくれてありがとう!!」
二人の声は皆に届いていて皆も手を振り返していた
私も手を振り返したかったのに涙が込み上げてきて
涙を堪えるのに柵を強く掴むことしか出来なかった
活真「デク兄ちゃん!!僕…っ…強くなるね!!
お父さんと…お姉ちゃんを守れるくらい強くなるから!!
聖お姉さんを守った
デク兄ちゃんやバクゴーさん見たいな
カッコいいヒーローに…絶対なってみせるよ!!」
爆豪「へっ!…その言葉、忘れんなクソガキ」
緑谷「活真くーん!!君は…君はヒーローになれる!!」
活真「!?」
緑谷「雄英で待ってる!!」
『出久…』
かつて出久がオールマイトさんに言われた言葉
人から人へ譲渡する出久の"個性"
それは"個性"だけじゃなくて
強い思いも引き継んでいくんじゃないかなって感じていたとき
真幌「聖!!」
『!…真幌ちゃん……』
真幌ちゃんは目に涙を浮かべながら私を見つめていた
真幌「私も…聖見たいな…っ…大切な人を守れる
強い女になる!!」
『真幌ちゃん…』
真幌「ずっと聞きたかったの!!
お父さんや…っ…お母さんがいなくて寂しくなかった!?」
『…………』
少し俯いて考えた後
顔を思いっきりあげると真幌ちゃんに笑ってみせた
寂しくなんてなかったよ…だって
『寂しくなんてなかったよー!!
真幌ちゃんに活真君とお父さんがいてくれたようにー!!』
緑谷・爆豪「「!?」」
二人の腕を引き寄せると、大きい声で叫んだ
『私の側にはずっと出久と爆君がいてくれたからー!!』
真幌「!?」
緑谷「聖…!」
爆豪「……チッ」
『真幌ちゃん活真君!!ありがとー!!またねー!!』
二人が見えなくっても
美しい島々を懐かしむように見続けた
~ヒーローズ・ライジング End~