ヒーローズ・ライジング※ヒーロー仮免取得後
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上空にはいつの間にか大きな暗雲が広がっていて
突如昼から夜に変わったような異常な変化に
思わず立ちどまって空を見上げる
激情のまま天を仰ぎ咆哮するナイン
『二人とも!!きゃぁぁあ!?』
黒雲の中で紫の落雷が出久と爆君に落ちた
突然の激しい落雷に悲鳴をあげる活真君と真帆ちゃんに
私も思わず悲鳴をあげると二人を抱き締めた
音が止んで、二人がいた場所をそっと覗くけど
土煙が上がって何も見えない
活真「デク兄ちゃん…」
真幌「バクゴー?」
『…っ………』
そして、やっとうっすら見え始めた地面は
酷くえぐれていてその凄まじさを物語っていた
活真「デク兄ちゃぁあん!!!!」
真幌「バクゴー!!!!」
『行っちゃダメ!!』
二人の元へ思わず駆け出そうとする
活真君と真帆ちゃんを行かせないよう強く抱き締めた
その時、状況を把握しようと
単眼鏡を覗いた耳郎さんがハッとした
煙の中から現れたナインがこっちへ向かって来ているらしい
尾白「…天堂さん、活真君達を連れて脱出を」
『!!尾白君…』
耳郎「頼んだよ」
『耳郎さん…』
障子「お前なら大丈夫だ」
『…っ…障子君』
そう言って立ち上がった三人
三人の覚悟を感じて、泣いている二人を抱えると
後方に走り出した
尾白「絶対にくい止めよう!」
障子「あいつ等を守るんだ!」
耳郎「うん!」
尾白君と耳郎さんと障子君は左右に別れて駆け出していて
翼を広げて空を飛ぶと脱出ルートに向かっていたとき
ナイン「見つけた…」
『!!』
ふらつきながらもやってきたナインと目が合ってしまった
橋に差し掛かった時
橋の前端に耳郎さん、後端に尾白君と障子君がやってくる
耳郎「ハートビート・ファズ!!」
尾白「尾空旋舞!!」
障子「くらえ!!」
耳郎さんの増幅された心音が超音波のように
地面をめくりあげながらナインのいる橋を壊して
同時に尾白君の尻尾と障子君のパンチが
更に橋に粉々にしていく
崩れ落ちた橋とともにナインも深い谷間へ落ちたと
三人が笑みを浮かべた瞬間
突如瓦礫の中から青い魚が飛び出して尾白君に食らいつくと
そのまま耳郎さんにも食らいついて城壁に叩きつけられた
尾白「ぐっ!?」
耳郎「ぐあ!」
障子「耳郎!!尾白!?」
早すぎる衝撃波が障子君に目掛けて飛んでくると
障子君も城壁に叩きつけられていた
皆を横目に唇を噛み締めながら脱出ルートに向かっていたとき
紫の光線が私の身体と羽を切り刻んだ
『!!』
真幌「聖!?」
活真「聖お姉さん!!」
あまりの痛さに声も出せなくて
二人を抱えながら地面に倒れてしまった
二人を抱き起こすと心配かけないように
いつもの笑顔で話しかける
『二人とも…怪我…してない?』
真幌「だ、大丈夫だけど…っ……」
活真「…っ……血が…!!」
『こんなの…全然平気!』
ナイン「やっと…見つけたぞ」
『!!』
真幌「あ…っ…あぁ…!!」
活真「お、お姉…ちゃ……」
少し先の方にナインを見つけて二人を後ろに隠した
すると耳郎さんと尾白君と障子君が
ナインに向かって攻撃を続けようとした時
ナインの身体から空気砲が放たれると
三人を遠くに吹き飛ばしてしまった
『皆ぁぁ!!』
土煙の中から苦しみながらナインが現れて
私達に近づいてくる
目線をナインから逸らさないで二人に言い放った
『二人はここから逃げて…脱出ルート教えたよね?』
真幌「聖…」
活真「で、でも……」
『皆の思いを無駄にしないためにも…行きなさい!!』
真幌「!!…っ……活真!!」
活真「お姉ちゃん!?」
真幌ちゃんは泣きながら
活真君の手を引っ張って脱出ルートに向かってくれた
二人に微笑むと二人は驚いた表情をしていて
弓を構えるとナインに向かって放った