イケメンの考え(イケメンの苦悩続編、微切甘)
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あれから一ヶ月
焦凍君とは会っていないし連絡もしていない
彼が困るのも無理はない
セフレの関係に責任も何もないもの
お互い同意で身体の関係をもった
その時点である意味、自分の自己責任になるんだから
今更何だって話しになると思う
『(…多分、私が一緒にいたくなかっただけ)』
どんな理由だろうと
私以外の女性が焦凍君に触るのが嫌だった
私にしか見せない彼の顔を
私以外の女性に見せて欲しくなかった
『(一緒にいたら冷静になれない)』
だから距離を置いたのに
逆に彼の事ばかり気になってしまって
…ダメだな私は、今は仕事中なんだから
書類に集中するため
昔の資料が保管されている倉庫に向かった
*~**~*
私が調べているのは連続爆破事件の資料について
ここ最近相次いでコンビニや高級料理店など
関連性のないお店や場所で爆破事件が起こっていた
被害を受けた人数は6人、年齢も性別もバラバラで
何故か爆破事件の場所に対して1人しかケガをしていなかった
と言うことは…これは計画的犯行
『…関連性が分からない』
被害者の情報を見ていたとき
全員見覚えのある名前に何故か疑問を持った
『…どうして…………!?』
そして頭の中をよぎったのは五年前の事件
『…あの人、まさか………』
思い浮かんだその人の情報を調べると
すぐに公安を出て目的の場所へ向かった
*~**~*
大きなオフィスビル
受付に声をかけると「公安」と言っただけで驚くあたり
やっぱり恐れられてるんだなって実感すると
現れた人物に声をかけた
『お久しぶりです…立花景子さん』
「…お久しぶりです」
その人物は、焦凍君のセフレ相手
『少し確認したいことがあって…お時間よろしいですか?』
立花「…どうぞ、ご案内します」
立花さんの後ろを連いて行くと会議室に案内された
席に座ると彼女もゆっくり私の前の先に座った
