イケメンの考え(イケメンの苦悩続編、微切甘)
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『お忙しい中、すいません
今回お呼びしたのは連続爆破事件についてです』
立花「…連続爆破事件?」
あからさまに顔をしかめた彼女に冷静な対応で話し続けた
『連続爆破事件の被害者にある共通点が合ったんです』
立花「共通点?」
『…その被害者の人達は
五年前の赤坂銀行人質事件の被害者達です』
立花「!!」
『貴女もその現場の被害者…でしたよね?』
立花「…ええ」
『赤坂銀行人質事件…強盗目的で侵入した敵は
その場にいた銀行員と客を合わせた
15名を人質に立てこもった
敵を捕まえようとした男性をかばって女性が敵によって殺害
その場に現れたあるヒーローによって敵は無事逮捕された
…覚えてますか?』
立花「…ええ」
『その被害者達が今度は爆破事件の被害者になっているんです
…被害に合った6人にはある共通点があります』
立花「…………」
『その事件を解決したヒーロー…エンデヴァーさんに
何かしらの援助や融資をしている人達です』
立花「!!」
『エンデヴァーさんに援助や融資をしているのは
人質15人中7名…そして今回の爆破事件の被害者は6人
最後の被害者は貴女です、立花景子さん』
立花「…っ………」
彼女の表情が恐怖で強ばった…それはそうだ
自分の命が狙われてるって分かってるのに
怖い人間なんていない
『大丈夫です…犯人も分かっているので
今は公安と警察が協力して犯人を捕まえようと動いてます』
立花「!…犯人分かったの?」
『あの事件で誰よりもショックを受けたのは
敵に殺された人質女性の家族です
普通は殺した敵を恨む所ですが敵は今も特殊拘置所にいます
恨みたくても恨めない…なら他に恨むとしたら
殺された被害者を助けられなかったのに敵を捕まえたと
称えられた…エンデヴァーさんだけです』
立花「エンデヴァーが…」
『エンデヴァーさんは五年前から
トップヒーローとして活動していました
そんな強い相手に普通の一般人は叶うわけがない
…だからエンデヴァーさんに
何かしらの手助けをしている貴女達を傷付けてるんです』
立花「そ、そんな…」
『とにかくこれから貴女を保護して今から公安に』
「その必要はない」
「『!?』」
扉に立っていたのはスーツを来た男性
そうだ
『赤坂銀行人質事件で亡くなった女性の…旦那さんですね』
立花「え…」
「…………」
その男性は眉間にシワを寄せると私達を睨み付けた
「そうだ」
『最近起こっている連続爆破事件は、貴方の仕業ですか?』
「…だったらどうした」
立花「!!」
『動機はエンデヴァーさん…そうですね?』
「ヒーローなんてのは社会のゴミだ」
『…………』
「俺は認めない…俺の最愛の人を助けられなかったのに
敵を捕まえただけでヒーローと称えられるあいつを
そんなあいつを支え続けるお前達を」
『…………』
「お前…昔エンデヴァー事務所で
エンデヴァーの右腕として働いてた記銘想だな」
立花「(彼女が……)」
『…………』
男の憎悪と悲しみの込められた瞳に
目が離せなくて胸が締め付けられる
あの目は14年前の私の目と一緒だった
「お前らを殺して俺も死ぬ!!
ヒーロー社会の終焉を俺の手で壊すんだ!!」
『……無駄です』
「!?…ぐぁあああ!!」
男性に向かって素早く太腿に隠していたピストルを撃つと
中から粘着ネットが放たれて男性を壁に押さえつけた
「…っ………さすがエンデヴァーの元右腕だな
でも俺がこんなことで終わるとでも思ったのか?」
『…何を企んでいるの?』
「…そこの鞄を見てみろ、爆弾が入ってる」
「『!?』」
扉の近くにある黒い大きめの鞄のチャックを開くと
中にはデジタル式の時限爆弾が入っていて
残り13分を示していた
立花「い、いや…うそでしょ!!ねぇ!?」
『…っ……爆弾の解除方法を教えなさい!!』
「その次元爆弾は裏ルートから手に入れた
…解除の方法は俺でも知らない」
立花「そ、そんな……」
「お前らは俺と一緒に死ぬ運命なんだよ!!」
『…っ…………』
冗談じゃない
こんなところで
焦凍君と仲直りもしないまま死ぬなんて
そんなの、絶対に嫌______
