連載ヒロインがモブに告白されてたら!
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「ずっと貴方が好きでした…付き合って下さい」
『…………』
轟「(…タイミング逃した)」
緑谷達とインターン中
エンデヴァーと事務所で雑誌のインタビューを終えた帰り
廊下で炎のサイドキックの一人を見つけたら
まさか告白現場に遭遇しちまった
それも相手は想さん
前から思ってたけど、想さんはモテる
見た目が美人なのも理由の一つだろうが
想さんの仕事ぶりを近くで見て改めて思った
仕事をしている時の想さんは輝いてて
関係ないヒーロー達が憧れの眼差しで見てたから
「君が良ければ、僕と付き合って欲しい」
『…………』
轟「(想さん…)」
想さんの後ろ姿しか見えねーから
どんな顔をしてるのか見えなくて
黙ったままの想さんを見つめてたら
『ごめんなさい…私、好きな人がいます』
轟「!」
想さんの言葉に思考が停止する
いたのかよ…好きな奴
「ちなみに、どんな人か聞いてもいい?」
『誰よりもヒーローに誇りを抱いてて
友人がピンチになったら、先陣切って戦おうとしてくれる
とても熱い人
優しくていつも私に勇気をくれる…そんな人です』
轟「…………」
「貴女にそんな表情をさせるその人が…羨ましいな」
男は頭を下げて俺のいる廊下の反対の道を歩いてくと
想さんがこっちに向かってきたから
思わず想さんの前に出ると
驚いた表情の想さんに声をかけた
轟「…負けねーから」
『え?』
轟「絶対…親父には負けねー」
『…………』
轟「…想さん?」
『…この鈍感』
轟「?」
『何でもないわ…インターン頑張って』
轟「…ああ」
少し笑ってくれた想さんに嬉しくなったけど
気持ちを引きしめて緑谷達の所に戻った
待っててくれ想さん
あんたの好いてる親父に負けねェくらいの炎を身につけて
最高のヒーローになってやる
End